経営者と役員・社員の境目
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2142日目
おはようございます!
昨日から関西の山の方面に来ています。
コロナ禍になって京都より西に来ていなかったことに
改めて気が付きました(^^;
大荒れの天気ですがこれもまたよし。
さて、
経営者の方が後継者に求めることは
いろいろあると思うのですが、
候補となる人のことをよく見ておられるんだと感じます。
会社がコロナに入って危機的な状況となった時に
抱える責任の重さの違いを大きく感じたんだと
そんなお話を経営者の方からお聞きしました。
確かにどこまでいっても、
経営者とそれ以外という区分をしたときに
最終的な責任を取る人が誰か?
そう考えてみると考えることも行動も変わるんですよね。
私も独立当初は特にそうでした。
経営者は頭を下げに行くのが仕事だと実感しました。
引継ぎの時に多くのトラブルがありましたが、
それが仕事だと思えば頭を下げるのも気になりません。
以前の社員だった時の自分だったら
耐えられなかったでしょう。
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それが今では率先してできるんですよね。
当時は副所長の立場でしたが、
それでもトップとは大きな違いがありました。
後継者が経営者の資質があるかどうかは
結局のところ、
経営者になったときに
「覚悟」「決心」ができるかどうかです。
自分がやるんだ!と、
決められればどんな行動もできるはずです。
いつまでも依存の気持ちが残っている限り
真の経営者にはなれません。
立場が人を育てていくんだとも言いますね。
その立場に立たないと理解できないからです。
そうなって初めて気が付くことができるし、
そのときにはじめて覚悟ができるのです。
だからバトンを引き継ぐ前から心配する必要はないし、
その時は後継者を信じて託すことです。
あれこれ口出ししてはいけません。
これから弊所のお客様の多くが
事業承継を進めていかれます。
うまく引継ぎできるよう、
しっかりサポートさせていただきます!
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