資格試験の暗記方法
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2365日目
おはようございます!
大寒波がきてますが本当に寒いですね💦
今朝は6時から倫理法人会の例会にお邪魔してます。
熊本の学びの仲間が岐阜で講話ということで
久しぶりに参加させていただきます。
さて、
今日は久しぶりに税理士試験ネタでいきましょう。
12月に合格発表があるので、
1月は進路変更後の月になる人が多いのですね。
税理士試験では科目ごとの合格率は10~15%程度です。
不合格の場合でも次に向かって
目標を再設定するわけです。
というのも、
試験が8月初めに行われるのですが、
合格発表が12月半ばということで、
実に4か月もかかるのです。
だから受験生は合格していそうであれば
次の科目の勉強に進むのですね。
で、不合格なら元の科目に戻ってきたりするんですよ。
ここが税理士試験攻略のポイントなんですよね。
でね、
今の受験事情は詳しくありませんが、
今でも大手予備校から理論問題集が販売されているので、
相変わらず税法の丸暗記は欠かせない勉強だと思います。
でも、
信じられますか?
本を1冊丸暗記なんてできると思いますか??
でも、
できちゃうんですよ。
合格する人はみんな暗記してます。
これだけ多くの人ができているのだから、
あなたにできないはずがありません。
私も冗談だと思ってました(^-^;
でも暗記は簡単ではありません。
皿回しに似ていると思ってください。
5枚の皿を皿回しするのをイメージしてください。
順番に皿を回していくと、
5枚目を回している頃には
最初の皿が回転が遅くなって落ちそうになりますよね。
そうしたらまた1枚目に戻って回すんですよ。
これを繰り返して5枚を回し続ける。
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これって、
税法の暗記と似ているんですよ。
見開きのページを最初は例えば2時間かけて暗記します。
最初に暗記する時間は経験により短くなります。
私は勉強し始めたころは2時間かかっていましたが、
1時間くらいで覚えられるようになってきました。
でね、
どれだけ一生懸命暗記しても人は忘れるんですよ。
なぜならそれは短期記憶だから。
だから周期を決めて暗記するんですね。
1回目の暗記の3日後にもう一度暗記しなおします。
せっかく覚えたものがすでに忘れかけてます。
でも2回目は半分の1時間で覚えられますね。
で、3回目をその1週間後に暗記しなおします。
ここでは40分かかります。
その次また1週間で30分。
次は1か月後、30分。
そのあと1か月後、20分。
というように少しずつ長期記憶に変わっていきます。
安心してください。
こうして本試験の前日にすべての理論を1題数分で回せるようになります。
そう、皿回しからきているのか、「理論を回す」と表現するんですよ。
全問回すのに丸一日かかります。
前日に全問回すことから逆算して半年のスケジュールを決めるんです。
1カ月やそこらでは暗記間に合わないのですね。
めちゃくちゃ大変ですよ。
でもいいんです、本試験の翌日には全部忘れていいんですから(笑
そんな気持ちで毎年試験を受験していましたね。
8月まで時間があるようで、
実はぜんぜん足りないくらいです。
受験生の方、ゴールから逆算して頑張ってくださいね(´▽`)