過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2682日目

 

 

おはようございます!

藤垣会計では毎朝朝礼をしています。

毎週月曜には企業理念の中にある大切にしている価値観であるバリューについて

順番にメンバーがショートスピーチをしてくださってます。

昨日はバリュー一番目の『誠実』についてでした。

 

 

ベテランのスタッフから、

過去にご自身が体験したことをお話ししてくださいました。

過去にお客様に自分の正しさを一方的に伝えてしまったため、

お客様から要望したことを受け入れてもらえなかったと

当時の代表だった大先生に担当者を飛ばして

「担当の○○さん、ぜんぜん話を聴いてくれない」

と相談があったとのこと。

お客様はそれぞれ勝手なことを要望されます(笑

もちろん脱税につながるような違反行為はダメだと伝えるのですが、

その伝え方を間違うとお客様は上から力で納得させられたと感じてしまうんです。

 

 

選択理論心理学では、

良好な人間関係構築のための身に付けたい7つの習慣を教えています。

・傾聴する

・支援する

・励ます

・尊敬する

・信頼する

・受容する

・意見の違いを交渉する

 

そして7つの習慣の一番最初にあるのが、

『傾聴する』

です。

傾聴とは、相手の話を良く聞くことなのですが、

往々にして私たちは自分が言いたいことを考えながら人の話を聴いています。

まずはどういう目的でその要望を仰ったんだろうと

聴く姿勢がとても重要なんですよね。

頭ごなしに言われると誰でもムカッとくるものです。

 

 

経営者はみな会社を愛しています。

会社を永続させたくてどうしたらいいかと常に考えています。

いろいろな情報が入ってくる中で、

良い情報だと思ってこちらに話しておられるのかもしれません。

とにかく、

資金繰りをよくしたい、

社員にたくさん給料を払ってあげたい、

来年以降の設備投資のために少しでもお金を残したい、

そういう想いから

お金を残す⇒税金を少しでも減らしたい

になっているんだと思うのです。

だからこそ、

傾聴を通してお客様に寄り添っていく中で、

長期的に見ても社会的に見ても、

その判断は会社にとってマイナスだとご自身で気が付いてくれたら

それでよいのです。

目的が「会社を良くしたいから」であれば、

間違った選択が目的から遠ざかることだと認識できれば

自分で正しい選択ができるはずです。

 

 

良好な人間関係をつくっていくために、

意識して相手の話を良く聞いていきましょう!

私も自分の頭の中をフラットにして話を聴くのが得意ではないので

お客様やメンバーとの話ではあらためて意識してまいります(^^)

 

 

 

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