過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2683日目

 

 

おはようございます!

藤垣会計では毎月全体ミーティングを行っています。

今月も11日に予定しています。

ミーティングは別名コックピット会議といいまして、

パイロットが飛行機の計器類を確認しながら操縦するように

会社経営においてもいろいろな数値を確認しながら会議をします。

最近では直接経営数字を見ながら会議をすることはあまりありませんが、

毎月の経営数字は全員に公開しています。

ちなみに、

売上高や利益などの経営数字を社員に見えるようにする経営手法を

オープンブックマネジメントといいます。

社員に隠し事なくオープンにしていくことが

納得感や信頼関係を育んでいくのです。

 

 

でね、

話しを戻しますが、

コックピット会議では事前にアジェンダ(時間割)が決まっていて、

そのときに誰が何を話すのかが決まっています。

今月の新しい取り組みに、

事務所内の2つのチームがお互いに貢献できるような取り組みを

考えていこうという時間を設けました。

 

 

事前にメンバー達にアイデアを考えてもらってから

会議に臨もうということになりました。

そのときの回答用紙のタイトルが当初は

「要望アンケート」

でした。

 

実は私がコンサルティングの講座を受けているときに

講師の先生からアドバイスをいただいたことがあります。

これはコンサルタントがクライアント企業の社員面談をするというとき、

「みなさんの要望をお聞きしますね!」

と言って始める場合と、

「みなさんにアンケートをいただきます。」

と言うのとでは全く違うんだそうです。

 

 

人は、

「要望」と聞くとクレームのように言いたいことが出てくるそうです。

自分の主張を積極的に聞いてもらいたいという気持ちにさせる言葉が

「要望」なんだそうです。

だからその先生はいつも「アンケート」という柔らかい言い回しで

社員さんから意見をいただいているそうです。

これはその先生の体験から生まれた事実です。

うちの要望アンケートという言い回しは当然アンケートに変えたのは言うまでもありません。

 

 

そして、

担当のメンバーに会議の進め方を聞くと、

まず相手のチームから意見を出してもらって、自分たちができることを検討するんだとか。

それでは要望を聞いているのと同じ状態になってしまいます。

場合によっては文句ばかり書かれるかもしれません。

貢献するというアクションを生み出していきたいのであれば、

むしろ自分のチームが相手チームを助けられることはないかを考えて、

そのアイデアを提案する方がお互い気持ちいいですよね。

貢献しようとしてくれている気持ちがありがたいです。

もちろん要望を言ってもらってそれに対応したほうが、実行に至るまでの速度は早いかもしれませんが、

私の事務所はその速度よりも大切にしていることがあります。

相手を思いやること、

チームワークを大切にすること、

これらは藤垣会計のバリューにも書かれていることです。

 

 

相手に貢献する行為は、

相手から言われて行うのではなく、

相手のことを考えて行動することだから価値があるのです。

メンバーそれぞれがそんな思いで仕事をしてたら

風通しがよくて気持ちよく仕事ができる職場になっていきますよね。

 

 

言葉一つで感情の動きが変わります。

また会議でのファシリテーションによって場の空気は大きく変わります。

そこを意図してできるかどうか。

よりよい雰囲気を創っていきます(^^)

 

 

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