Uの谷を落ちるとき
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1187日目
おはようございます!
連休の中日ですが良い天気が続きますね。
今日は日中はプレゼン資料を作りこんで、
夕方からは月に一回の奥さんとの外食です♬
さて、
最近ではうちの事務所の雰囲気が
明るいようで重たくも感じています。
明るい要因としては、
新しく加わったメンバーが
とても頑張ってくれているのが
明るくなった大きな要因です♬
日報にもとても新鮮なコメントが
書かれているときがあり、
どんどん成長していってもらいたいと
思いますね。
重たい要因としては、
明確には何とも言えませんが、
何となく疲弊しているような
閉塞感を感じます。
いろいろとその要因を
探ってみると、
四つ見つかりました。
一つは、
昨年末に退職や育休に入ったメンバーの
穴を埋めるための人員の補給が
遅くなったため、
ジワジワと仕事が遅れていっていること。
二つ目は、
自己成長を促進するために
研修を受講する制度を
導入し始めたこと。
三日間の研修が、
年に何度も参加してるメンバーには
これもまたジワジワと
稼働時間を狭めていること。
三つ目は、
学ぶメンバーと
学ばないメンバーの間で
情報格差が生まれていること。
また、
「遅れの法則」というものがあり、
学んでもすぐに行動変容が
大きい小さいの差が結構あります。
こういった情報格差が、
成長できていないメンバーにとっては
居場所がないような、
肩身が狭くなっているような
そんな印象があります。
四つ目、
今年の1月からリーダー制を導入。
私とスタッフのみんなとの間に
リーダーというチェック機能を設けました。
リーダーの二人には苦労を掛けているけれど、
このおかげで品質の確保が
安定してきたと確信してます。
しかし、
その裏では今までの自分なりのやり方を
変えざるを得なくなり、
困惑の状態を招いているかもしれません。
やり直しという手戻りも発生します。
そして五つ目。
これが結構大きいのですが、
今年から組織の形を変えるために
コンサルタントを入れて
プロジェクトチームを発足させました。
若手メンバー中心ですが、
現場の中心メンバーが多く参加してくれています。
みんな一生懸命に課題に取り組み、
細目に打合せをしながら
進めてくれています。
時には東京や静岡まで
何人ものメンバーが
研修を受講しに行ってくれました。
相当の時間をここに費やされていますが、
このプロジェクトは
まだ月次処理のことしか進んでおらず、
現在はトライアルに入りましたが、
楽になった実感どころか
面倒くさい作業になってしまっているのが
現実のことのようです。
つまり、
とても多くの時間がかかっていて、
通常業務に支障が出ている?
そして、
その結果が良くなっている実感が得られない。
これらの四つの点で、
今年に入ってから
スタッフたちの残業時間が
軒並み前年を大きく更新してしまっています。
働き方改革と言いながら、
逆行しているともいえますよね(^-^;
でもね、
よく考えてほしい。
一つ目の人員不足については
これから完全に良い方向に向かっています。
来春までに3名のメンバーが純増します。
見通しが明るいですよね♬
二つ目の研修のこと。
これは学べば学ぶほど
仕事の質が上がってきます。
どんどん良くなっていきます。
そして初年度の負担が大きい。
二年目あたりからは、
研修に行く回数は減少してくるはずです。
再受講のペースも長くなるし、
上位講座も一度しか受講できないものばかりですから。
学んだだけ成長が待っていますから
安心してください。
学んだことを一つ一つを
確実に実践することに
意識を集中してくださいね。
三つ目は、
ぜひ学んでほしいとしか言えません。
年長であること。
女性であること。
主婦であること。
これらは言い訳です。
学ばない理由はいくらでも作れます。
参加しようと思えば、
どんな方法を使っても行けるはずです。
つまり、
自分で学ばない理由を作り、
行かないことを選択しているのです。
勇気を出せば、
明るい先が見えてきますよ。
誰もが成長できるし、
遅いことはありません。
ぜひ一歩を踏み出してください。
四つ目は、
リーダー制のことです。
このチェック機能は、
事務所の拡大には欠かせない工程なので
古くからいるメンバーには申し訳ないが
自分なりの今までのやり方は
あえて捨ててもらって、
画一的な方法にシフトしてほしい。
同じやり方が浸透すれば、
言い方を変えれば、
他の誰にでも仕事を回せるという
メリットもあるので、
これから楽になっていくと
想定していますよ。
五つ目は、
今日のタイトルにもあるように、
今が一番辛い時だと思います。
先が見えない、
忙しくしているだけ?
何のためにやっているか分からなくなった?
そんな気持ちが伝わってくるようですが、
これは一人一人の責任を軽くするため、
ゼネラリストをつくる担当制から、
スペシャリストを作る製販分離制度へ
移行していくのです。
でも今は全てが中途半端なタイミングなので、
大変でしかないのです。
先が見えないと不安しか感じなくなります。
組織論のU理論をご存じでしょうか?
人が新しいパラダイムを見つけていく過程は、
最初は混沌とした状況に落ちていくのです。
ちょうどUの字のように一気に下に落ちていきます。
不安でしかありません。
新しいやり方が見えないからです。
視座の転換が必要なのです。
しかし、
視座を転換し、
つまり、見方を変えて、
今までのやり方を「手放す」ことができれば
どこかのタイミングで変わってきます。
自分たちの新しいやり方が
見えてきてようやく上向きに変わってきます。
この組織の動きが
まさにUの字のように動いていくのです。
うちの組織は、
ちょうど落ちているときなのかもしれませんね。
でもその状態にいることが分かれば、
次は何をすべきなのか
分かりますよね。
大丈夫、前進しているからね。
ということで、
今日はスタッフのみんなに
向けたブログとなりました。
常に前を向いてよい解釈を選択していこう!
事実は一つ、解釈は無数です。
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