過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2913日目

 

 

おはようございます!

今日は人間関係を作るうえで大切なことを

選択理論心理学の要素を使ってお話しします。

 

 

アメリカの精神科医、故ウイリアムグラッサー博士は

人には遺伝的にそれぞれが5つの基本的欲求を持っていると言いました。

5つの欲求の中にもさらに細分化すると16個の欲求に分かれます。

この欲求のバランスが人それぞれ全く違うのですが

多くの人はその違いを間違いだと信じて

相手を自分の思うように変えようと行動してしまいます。

 

 

例えば、

私の場合は力の欲求が強くて、生存の欲求が小さい。

だから仕事で成果を挙げることが好きで残業したり休日に仕事をすることに

ほとんど負担感を感じないんですよ。

でね、

その感覚が自分の欲求バランスからきていることを考えずに

事務所のメンバー達に押し付けてしまうのです。

「もっと残業すればいいのに」

と自分が正しいと思い込んでしまうんですよ。

こうやって人間関係がおかしくなっていくのです。

今では自分の欲求バランスや周りの欲求の違いを分かっているから

それを強要したり求めることはしなくなりました(^^

 

 

でね、

過去の私のように、

自分の欲求を満たすために相手の欲求充足を邪魔してしまうと

これは責任を果たしていないと選択理論では考えます。

責任とは相手の欲求充足を阻害することなく

自分の欲求充足をすることを言います。

もっと言えば、

相手の欲求充足のお手伝いをしながら、

自分の欲求を満たすこと。

 

 

選択理論では幸せを定義しています。

幸せとは5つの基本的欲求がバランスよく満たされていること。

そしてこの欲求を満たすのは自分がやるということを

忘れている人が本当に多いのですね。

人に満たしてもらおうとすると依存と関係ができていきます。

 

 

夫婦関係だと依存の関係が出てきてしまうことが多いのですが、

例えばこういうこと。

自分の欲求充足を我慢することで、

次は相手が我慢して自分の欲求を満たそうとすること。

相手が好きな食事を食べに行くことで自分は我慢する。

次の外食では自分が食べたいものを食べに行く。

これって常にどちらかの欲求は満たしていますが、

片方は満たされていないんです。

これを続けていくうちに夫婦の欲求を満たす順番が狂ったり、

偏ってしまったりするときに大きな問題が起きるのです。

 

 

選択理論では、

相手は相手で自分の欲求を満たす。

自分は自分で欲求を満たす。

一緒に満たせる方法を二人で考えて行動することを

推奨しているのですね。

どちらかが我慢することは何処かで限界が来るから。

 

 

自分の欲求は自分で満たす。

こうやって考えられるだけで

身近な人との関係性は良くなります。

相手に依存しなくなるからね。

参考になれば幸いです。

 

 

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