過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2948日目

 

 

おはようございます!

今日は積み重ねていくことの価値について

お話しさせていただきます。

 

 

一つの仕事をおぼえることって

ちょっとしたことだったりします。

その繰り返しの中で、

一つの業務を任せてもらえるようになります。

私たち税理士事務所であれば、

ある会社の〇月分の会計データ入力です。

その月に車の買換えがあったとすると、

その売買の仕訳をしなければなりませんが、

多くの人は資産計上などのところは

手が止まってしまいます。

でもこのときにどんなことで迷い、

また間違えてしまったのかを明確にできていれば

次にまた資産購入が出てきたときに

迷わずに処理できるのです。

 

 

こういったことを自分の中に

蓄積しなければ仕事の質は上がっていきません。

一番問題なのは、

仕事をしていて知らないことがでてきた。

そのときに先輩や上司に質問します。

丁寧に教えてもらって、

その通りに処理したら問題なく仕事ができた。

めでたしめでたし。。。。

とはなりません。

 

 

めでたしとなるのは、

次に自分一人でその処理ができた時です。

ただ単に分からない仕事のやり方を聞いただけで

終わってしまう人が世の中本当に多いのです。

何年たってもまるで初めて取り扱うような顔をする社員さんは

その場をやり過ごすために上司や先輩に聞いているだけで

覚えようという気がありません。

いつまで経っても成長できない人の典型例ですね。

 

 

私が20代のころは

早く一人前の担当者になりたかった。

経営者の方々に質問されたときに

分からないことばかりだと困るということもありました。

だから意識していたのは、

毎日何か新しいことを一つでいいので覚えていこうと。

そうすれば1年365日のうち240日仕事をしてれば、

240個のノウハウや知識が身につくはずだと思ったんですよ。

実際に1年間続けることはできなかったけれど、

何か月もの間、そんな意識をもって仕事に向き合っていたことがありました。

 

 

知識やノウハウは自分の中に蓄積していき、

一定のところを超えたあたりから何かが変わります。

月次を入力している人であれば、

その仕事の本質が分かると一気にスピードが上がります。

どこにこの仕事のゴールがあって、

どこを重要視して、どこを省略していいのか、

それが見えてくれば大したものです。

 

 

一つ一つの業務をマスターしていった先に

本当の仕事の楽しさが見えてくるものです。

よく、入社して数か月で辞めてしまう人がいますが、

本当にもったいないなぁと思うのです。

とにかく当たって砕けろの意気で

がむしゃらに進んでみてほしいですね。

進んだからこそ見える景色があるのです。

だから積み重ねていくのですね。

 

 

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