こんにちは!

会社経営者がいつも意識していることの一つに

社員の働く時間の長さがあります。

具体的にいうと、

労働時間ですね。

 

 

藤垣会計では、

残業時間の総額を毎月管理しているのですが、

実は残業時間だけ見ていても全体の仕事量は分からないんです。

なぜなら、

社員の増減によって総労働時間が変わるからです。

だから弊所では総労働時間の推移も

毎月の経営指標として把握するようにしています。

 

 

今の人手不足の時代だからこそ

生産性を上げることが声高らかにうたわれています。

つまり、

同じ売上高だったとしても、

少ない人件費や労働時間でこなすことができることを

目標にしていくということです。

 

 

人がいないからこそ、

少ない人員で同じ仕事量をこなすことができれば

ありがたい話ですよね。

 

 

人の行動は忙しくなればなるほど

場当たり的となり、

近視眼的になります。

目の前の仕事ばかりに気を取られて、

先にやっておけば

後々もっと楽になったようなことが

見えなくなってしまいます。

その結果、

多くの時間を費やすことにもなるのです。

 

 

私たちの仕事で言うと、

先に一言お客様に資料の質問や催促の連絡を入れておくだけで、

10日後にその仕事に取り組むときに

サッと終わらせることができたりします。

でも、

その連絡という手間を惜しむことで

10日後に資料不足や不明点が見つかり、

そこから連絡待ちとなって納期が遅れていってしまうのです。

 

 

いいですか?

仕事ができる人はどんどん先の段取りを読んで仕事をします。

1か月先の仕事の段取りまで頭に入れながら

仕事全体を動かしていきます。

自分の頭の中だけでそれを覚えておいてやり切るのは大変でしょうから、

上手に手帳やタスク管理のツールを使っていきましょう。

 

 

経営者視点では、

全体の動きを全体を俯瞰して

常に微調整をしていく必要があります。

指揮官としての役割はそういうところにあるんだと思います。

常に全体が正しい方向に動いているか。

その把握のためにいろいろな経営指標を活用していきましょう!

 

藤垣会計事務所