過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ3385日目

 

 

こんばんは!

経営するためにはいろいろな資格や許認可が必要になります。

例えば

税理士だと税理士資格が当然必要ですよね。

建設業だと県の許可が必要になります。

それぞれの業種ごとに認可や許可など

必要になってくることがあります。

その目的は、

業界における専門性を担保することができるため、

利用する市民を守ることに繋がるからです。

たぶん、そんなことでしょう。

 

 

 

でね、

経営状況が悪化すると、

許可や認可を出している公共機関側からすると

なんとか改善していかないと市民を守れないということになります。

だからね、

たまにあるのですが中小企業診断士や公認会計士や税理士が

意見書を書いてあげることがあるんですよ。

これこれ、こういう理由で今は苦しいけれど、

こういう取り組みをしているから数年後には改善していくんだよってね。

こういう意見書を提出することで、

財務内容が悪くても認可や許可を通してもらえることがあるんです。

 

 

実は先日もいきなり知らない人が事務所に来て、

とにかく今日までだから印鑑を押してほしいんだと

乗り込んできました(^^;

 

 

いやほんとに

あなたは誰?

って話なのですが、

本人さんにとっては一大事で

とにかく印鑑を押してもらえないと

資格がなくなるんだと。

 

 

ってそんなことを言われましても、

私たち専門家として適当な仕事はできませんので

きっぱり断りました。

そもそも顧問先でもない会社の経営状況なんて

ちょっと見ただけでは分からないですよ。

そんな書類に印鑑を押す専門家はヤバいです💦

 

 

そして感じるのは、

なぜ当日になってそんな行き当たりばったりでやっているのか?

なぜ計画的に行動しないのかということです。

その方は私が出かけている時間に押しかけてきて、

昼前に事務所に戻った私が駐車場で対応しました。

その方はその日のうちに印鑑が欲しいと言われましたが、

当然私にも予定はすでに入っているので

そんなことをしている時間はないし、

そもそもその人のためにやる義理も責任も何もありません。

そんな1時間やそこらでできることでもありません。

 

 

そんな非計画的な行動をしているから

事業も上手くいかないし、

そういう人のことを考えない思考スタイルでいるから

そういう行動しかできないんだと感じます。

 

 

 

経営コンサルタントの一倉定先生は、

「いい会社もわるい会社もない。

あるのはいい社長とわるい社長だけだ。」

そう断言されています。

経営者で会社のすべてが変わります。

良い会社をご支援するために、

良い経営者を育てることに力を入れていきます(^^

 

藤垣会計事務所