過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

昨日、外出先で妻と話している時に、

「3秒ルール」のことが話題に出ました。

よく聞く「3秒ルール」は、

お弁当の唐揚げを床に落としてしまったとき、

3秒以内に急いで拾えば食べても大丈夫!

みたいなルール?ですよね。

 

3秒ルール

 

でも、私の場合はちょっと違うんです。

結婚当初の頃(20年近く前)のことですが、

妻のお義父さんからよく冗談で言われたんです。

私は「3秒ルール」で話すんだと。

お義父さんは、お酒が大好きで話も面白いのです。

いつもお義母さんから、

「いつまで飲んでるの!」とか、

「話しすぎ!」と怒らたりしてますが、

とても場が明るくなる人なんです。

でも、ご本人曰く、何でも思いついたら話してしまうので、

誤解されたり怒られたりするそうなんですね。(笑

 

 

その、「思いついたらすぐ口に出る」に対して、

私は話し出すまで間があるんですよ。

3秒は極端ですが、それを「3秒ルール」と呼ばれてました。

私は話す言葉を考えてから話す癖?があります。

仕事がら間違ったことを言えない、

正しい回答はどれだろう、

失礼なことを言ってはいけない、

いろいろ考えてしまう癖があり、

会話のキャッチボールのペースが速い人を見ると、

羨ましいと思って見ています。

当時から義理の両親は「頭のいい人は考えてから話すんだ」と言う意味で、

「3秒ルール」と言ってくれてたようですが、

私は遅いことに劣等感を感じていたので、当時はあまり嬉しくなかったです。

昔も今も、そんなにスピードは変わっていないと思いますね。

自然と劣等感はなくなりましたが、

ジョークを上手く反射的に言える人を見ると、

いつも羨ましく思います(^^

 

 

 

最近では、ブランディングコーチの野崎美夫先生からも、

「社長はゆっくり話すからカリスマ性が出るんです」

と言われ、早く話すだけが大事じゃないんだと知りました。

自社のスタッフ達と話すときも、

不用意に思い付きで話すことで人を傷つけてはいけないし、

私が話す言葉の重さを感じるようになり、

ゆっくりでも丁度いいのかと思うことが増えてきました。

しかし、声の出し方や話し方はまだまだ治すところがありますね(^^ゞ

 

 

 

ゆっくり話す人でも、意識しないとできないことがあります。

「間」という沈黙を置くことです。

セミナーで話すときは「間」の重要性を特に感じます。

もともとゆっくり話すことは全く役に立ちません。

意識することを練習するしかないので、

セミナーではあえて「間」という沈黙を作れるよう意識し始めてます。

まだまだセミナーで話すことは難しいと思ってますが、

毎月機会を頂いているので、練習の機会と思って毎回意識してみます。

 

話し方

 

ゆっくり話す人に、早く話せというのはすぐにはできません。

でも、早く話す人が、ゆっくり話すことを意識することはできるのかなって思います。

相手や場によって「早いとき」と「ゆっくりなとき」を使い分けられたら、

その人の言葉の価値ってもっと重くなるのではないでしょうか。

話す言葉の選択、「間」など、意識しなければ変わりません。

ぜひ試しに意識してみてください。

周りの反応が変わるかもしれませんよ。

 

 

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