ミスの原因から分かる職場の現状
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
暑くなりましたね。
気が付くとずいぶん日が長くなっていますよ。
夏はもうすぐそこですかね(^^)
さて、今日は職場の話ですよ。
どんな人でもミスってするものです。
ミスを責めることはあまり好きではありません。
その原因が職場の仕組みに問題があれば、
そのミスは職場のトップ、
つまり経営者にも責任があるとも言えますね。
また、仕組みではなくて、
職場の雰囲気というのも重要な要因になってきます。
例えば、
職場の雰囲気が殺伐としていて、
スタッフ同士が話を気軽にできない雰囲気だとしたら、
どんな問題が起きるでしょう?
ポイントは情報の伝達が少ないのではないかということ。
報告連絡相談、いわゆるホウレンソウができていないとか、
ある情報を共有しなかったことで、
情報を知らないスタッフがミスをしたり、
非効率な手戻りを繰り返したとか。
雰囲気が悪いと結局のところ、
コミュニケーションが円滑にならないため、
そこからいろいろな問題が起こるということなんですね。
スタッフ間でも先輩後輩の関係性や、
上司部下の関係性、
チームやグループ間での関係性など、
様々なところで摩擦は起きる可能性があります。
結局のところ、
個々のスタッフの意識付けが良くなることが、
全体の雰囲気を改善していくことになります。
ところで、
「知らなかった」という理由でミスをすることもあります。
「そんなところで○○しなければならなかったなんて、
初めて知りました!」
経営者だったら、そんな言葉を聞いたことがありますよね。
経営者とスタッフでは、
アンテナの感度が違います。
意識が高いので様々な問題やリスクに敏感な経営者。
それに対して、比較的ベテランスタッフになると、
日々の仕事はいつもの繰り返しになってしまい、
改正やイレギュラーな処理に対して鈍感になる傾向があります。
つまり、「当たり前化」してるのです。
では、「当たり前化」してしまったスタッフは、
ずっとミスを繰り返すのかと言えば、
そうではありません。
意識の問題であれば、
経営者がビジョンや今後の展望をしっかり伝えて、
その中でのスタッフの役割を認識してもらう。
情報の伝達が悪いのであれば、
仕組みを変えることや、
ルールを作ること。
そして職場の雰囲気を変えること。
職場の雰囲気って、
トップの意識や行動が変わるだけで、
大きく変わっていくものです。
スタッフのことを、
自分の仕事をこなすための道具だと思っているようだと、
雰囲気は良くなりません。
自分の身体の一部だと思ったり、
スタッフの立場に立って職場を見てみる。
普通にしていたら分かりません。
私のメンターの福島正伸先生は、
「普通にしていたら会社は悪くなりますよ。
いい会社は努力してるんです。
人間関係も努力しないと悪くなるんですよ!」
と言われました。
もし会社の雰囲気が悪いと感じたら、
自分が何ができるか考えてみましょう。
変化は、そこから始まります。
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