過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

おはようございます!

今日から新しい一週間が始まりますよ。

今週には6月に切り替わりますね~。

そろそろ衣替えですね(^^♪

 

 

 

以前から効き脳診断の話をしています。

どういうものかというと、

人には利き手ってありますよね。

利き目とも言います。

頭の使い方にも利き脳(効き脳)があるということ。

人それぞれ思考の特性があって、

その特性を生かすことで仕事や勉強の成果が上がったり、

苦手意識が起こらなかったりするんです。

そして、効き脳には4つの象限で特性を表します。

A 論理・理性

B 堅実・計画

C 感覚・友好

D 冒険・創造

 

効き脳診断 

 

今日はその効き脳におけるB象限の人の話をします。

Bの数値が高い人は、

物事を管理したり計画して順序立てて行動することが得意です。

逆に、弱いところはどんなところかというと、

固すぎたり、融通が利かないことや、

創造性が欠けたりすること。

対局のDの特性が冒険・創造ですから、

その逆だと考えるとイメージしやすいですね。

 

 

藤垣会計のスタッフでは、

Bが高い人の割合は約半分で、

良くバランスがとれていると思います。

私とスタッフと会話の中で気づきがあったので、

ご紹介したいと思います。

 

 

税理士という仕事がら、

法律や条文を見て考えることがあります。

例えば、

会計の基礎である「企業会計原則」には、

重要性の原則というものがあります。

重要性にはいろいろありますが、一例をあげると、

「細かすぎることについてまで経理で処理しなくていいよ」

ということが含まれています。

会社の経理の数字の中で大きな影響がないのに、

処理するためにとても時間がかかる場合は、

重要性が低いから省略してもいいよ、ということです。

専門的には、「計算経済性が低い」といいます。

 

そして、税金の計算において、

細かいことを省いていいのかという問題があります。

法人税法の基本的な考え方は、

正規の簿記の原則に従っていればいいよ、と書いてあります。

その簿記の原則通りであれば、問題がないということですね。

重要性が低いもので、計算経済性が低いものは処理してなくてもいいわけです。

まぁ、どこまでを重要性が低いと捉えるかは経験が必要ですから、

税理士に相談してくださいね。

 

 

でね、先日スタッフA君から、とても細かい旅費の数字について、

「わざわざ前払費用として来期の費用にしなきゃいけませんか?」

という質問を受けました。

そして会計原則の話から、法人税の話まで説明しましたよ。

こうやって順序立てて説明をしても、

すぐに理解できる人とそうでない人がいるということがポイントなんです。

『AだからBになって、それがCにつながるからDという結論になる。』

この流れを理解することができるタイプと、

「結局、AだったらDになるってことでしょ!」

という理解になってしまうタイプがあるというわけ。

以前、別のスタッフに、

「順序立てて説明したことを、同じようにお客さんに伝えてね」

と言ったのに、ほとんど省略されて伝えられてしまいました。

「私があんなに力説したのは、何だったのだろう」と、

その時は思いましたよ(^^;)

 

 

これが、良いのか悪いのかという話をしてるのではありません。

こういう違いがあるということなのです。

だから、説明の仕方も人によって変える必要があるでしょう。

更に言えば、

その先のお客様がBが高い人であれば、

同じBが高い人を担当にした方がいいのかもしれませんね。

これはたまたまBの話でしたが、

A、C、Dでも、同じことが言えますね。

 

効き脳

 

藤垣会計では、効き脳診断を実施しています。

お客様の会社でのチームビルディングのコンサルのためだったり、

うちのスタッフとの関係性を把握するためだったりしてます。

実際に自分の診断を見ることで客観的な特性が分かるので、

まずは本人の分析だけでも色々なアドバイスができるんですね。

ご興味がある方は、メールやメッセンジャーでご連絡くださいね。

 

 

 

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