過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2229日目

 

 

おはようございます!

ちょうど今、

久しぶりの税務調査を受けているところです。

ずいぶん件数が減りまして

今年に入って2件目です。

 

 

コロナになる前から

国税通則法の改正から調査件数が大きく減少し、

少し戻ってきたころにコロナ禍に入ってしまい、

本当に税務調査が減りましたね。

 

 

そしてうちの事務所では

税理士の権利として認められている

税理士の書面添付制度を活用拡大しています。

この書面を法人税や所得税の申告につけてあげると

税務調査の前には

税務署の調査官は税理士に意見聴取をしなければいけません。

いきなり税務調査に入ることができないため

納税者にとってはとても安心なのです。

 

 

そして国税局の公開情報としても

書面を添付している法人の税務調査率が

圧倒的に低いのです。

私が以前税理士会の部会でこの書面添付制度を担当していたので

これは税務署の方針とも沿うものなのです。

つまり、

税務署も適正申告してくれている法人が増えれば

税務調査に入る件数を減らすことができます。

国税側にとってもありがたい制度なのです。

 

 

藤垣会計では

この書面添付制度を活用する法人様を

増やしてきているので

税務調査に来られる件数が減っているのですね!

といっても、

この書面は簡単にはつけられません。

経理がしっかりしていなければ

添付できないのです。

なぜなら不用意に提出すると

税理士として処分を受ける可能性があるからです。

 

 

そんな理由で、

税務調査を受けるクライアント様は

ずいぶん減りましたね。

でも無くなることはありません。

なぜなら、

税務署員さんがいるからです。

 

 

私は税務調査はありがたい存在だと考えています。

調査のおかげで

納税者はちゃんと税金を納めなければいけないと

意識が働くからです。

人は弱いですから、

税務調査がなければ脱税する人が増えるでしょう。

存在意義はあるのです。

 

 

でね、

それ以上に意義があると思うのは

私たち税理士がお客様の理解を深めるために

とてもよい機会なのです。

帳簿だけ見ていても

お客様の事業の詳細は実は分からないのです。

税務調査の立ち合いの中で

現場を見たり、

商売の流れを聞いたりすることで

本当の意味でお客様のことを理解できるようになるのですね。

だから税務調査は良いものなのです。

もちろん、

お客様にとっては迷惑この上ないですけど(笑

 

 

もう一日調査の立会いがありますので

気を抜かずしっかり対応していきます!

調査のことで気になることがあれば

いつでもお問い合わせください(^^)/

 

 

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