過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ571日目

 

 

おはようございます!

オリンピックが終わろうとしてますね。

あっという間でしたが、

たくさんの感動をもらいました!

努力して成果が出る人、出ない人、

みんなそれぞれドラマがあって、

だからオリンピックは好きなんですよね!

 

 

 

金メダルを取った女子パシュートについて

お話しますね。

あらためて凄いです。

決勝のレースでは、

日本人のメンバーの

個々のタイムだけを見ると

明らかにライバルのオランダ選手より

遅いんですよね。

エースの高木美帆さんは速いのですが、

ほかのメンバーは個として見ると

オランダ選手と比べると

決して速くはありません。

 

 

でも、

決勝ではオリンピックレコードで

金メダルを獲得したわけです。

素人の私はよく知らなかったのですが、

スピードスケートでは風速14メートルの

風の抵抗を受けているそうです。

後ろにいることがかなりの体力温存になることは

お分かりですよね。

この一糸乱れぬ隊列が

日本チームが常に意識してきたことだそうです。

パシュート風の抵抗

 

 

そしてもう一つ、

先頭の交代が速いそうなんです。

ほかの国が7秒かかる交代が、

日本は4秒なんです。

しかも、先頭のスピードを落とさず

そのままのペースを維持して交代するのが

日本の特徴なんだそうです。

 

 

この方法を取り入れてから、

日本のチームは世界記録を連続して出していて、

オリンピックでも決勝で

オランダを破ることができたんですね。

個々の力では負けていても、

チームになると勝てる。

 

 

 

これって、

会社の中のチームでも同じなんです。

私はチームビルディングという、

チーム作りのコンサルをしていますが、

まさにチームとは、

個々の人材の力、

会社の組織の力、

そしてそれぞれの関係性の力、

これらの3つが回っている状態が

チームがチームとして成立しているということなんです。

 

 

個々の人材の力が高いだけでは

チームはうまくできません。

オランダがそうでしたよね。

それぞれ個々にはスピードがあっても

日本には負けてしまうんです。

 

 

では、組織の力ってどうでしょう?

組織とはパシュートの場合は、

国ごとの環境といえるのかな?

日本のパシュートのメンバーを支える日本チーム。

監督やコーチ、サポートするメンバーも含めたチームです。

このチームがうまく機能しているかどうかは、

その中身を見ないとわかりません。

ただ集めただけでは

機能しませんからね。

会社でいう組織力とは、

社内での組織のルールやビジョンや仕組みのこと。

仕組みがうまくできていても、

まだダメなんです。

それだけでは機能しません。

  

 

なぜかというと、

関係力が足りないから。

個々の人材の力、

組織の仕組み、

そして最後には、

それらの人の関係性の力なんです。

人はそれぞれ個性があり、

強味弱みがあって、

お互いが強みを最大に生かせるよう、

お互いが意識しないと関係力は高まりません。

企業の中でも理念だけ作っても

会社はよくなりません。

その浸透を通して会社はよくなるのですが、

それには関係力が必要だということなんです。

 

 

 

日本チームは関係力がバッチリでした。

高木姉妹の関係性や性格、

佐藤さんと菊池さんのそれぞれの強みを生かして、

先頭の順番やレースに出るメンバーを決めていました。

息がぴったりだというのは、

準決勝?でしたか、

お姉さんが「待って待って」と声掛けして

先頭の高木美帆が振り返るシーンがありましたよね。

瞬時に調整できて、

しかも、それでもタイムが速かったんですよね。

 女子パシュート

 

 

次のオリンピックでは、

日本の高速交代の技術は

ほかの国に真似をされていて、

そこではアドバンテージにならないかもしれません。

でも、

今の日本の選手たちを見ていると、

その関係力で、

さらに強いチームができていそうですね♬

 

 

組織内の関係性がうまく機能してないときは、

チームビルディングの技術を生かしながら

改善することができます。

ご興味ある方は

ぜひお声がけください!

 

 

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