過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ656日目

 

 

おはようございます!

昨日は未来会計セミナーを開催させていただきました。

参加者の方には高評価をいただき、

個別相談もやる気がでますね。

 

 

さて、

今日は誰かに何かを依頼するときの

話し方について、

コーチングのスキルを織り交ぜて

お話ししたいと思います。

 

 

例えばですが、

公的機関に何か調べてもらおうかというとき、

どうやって相手を動きやすくするか。

言い方によってレスポンスが違うことがあります。

うちのような税理士事務所では、

税務署にお客様の情報を確認することがあります。

でも、電話口で、

「アレも教えて、

 コレも教えて。」

って言うと、

電話口の職員さんがどう思うか。

「顧問税理士だからいいんだけど、

 俺が勝手に情報開示してるみたいで嫌だなぁ。」

と思ってると想像するんですよ。

では、どう聞けばいい?

相手の立場に立てば

おのずと分かってきます。

 

 

コーチングの世界では、

質問のタイプが二つあると教えています。

オープンクエスチョン、

クローズドクエスチョン、

この二つです。

それぞれどう違うかというと、

クローズドクエスチョンは、

回答が「はい」、「いいえ」で

答えられる質問です。

具体的には、

「あなたはお腹すいてますか?」

「はい」または「いいえ」ですね。

クローズドクエスチョン

これに対して、

オープンクエスチョンはその逆です。

「あなたは何が食べたいですか?」

「寿司!」

「ステーキ!」

「鰻!」

「焼肉!」などなど。

オープンクエスチョンは答えがいくらでもあります。

会話の幅を広げたいときは

このオープンクエスチョンで質問するといいですね。

 

 

 

でね、

話を戻すと、

固い職場の税務署に調べてもらおうとすると、

「○○さんの消費税の届出、

 どうなってるか教えてください。」

というオープンクエスチョンより、

「○○さんの過去の申告から○○課税の状態だと思うので、

 それで申告するつもりですが、間違ってませんか?」

こうやって聞けば、

税務署的には正しく申告してほしいので、

確実に調べて対応してくれますよね。

しかも情報を開示せず、

「はい」か「いいえ」と答えただけという

安心が得られます。

でも、単純にオープンで聞いてしまうと、

職員さんが調べたことを

外の人に開示することになりますよね。

正式に請求すれば当然やってくれますが、

さっと教えてもらおうとすると、

聞き方ってとても重要なんですよ。

 

 

あなたも質問の型を身に着けると、

もっと欲しい情報が楽に手に入りますよ。

相手の立場にたって考えてみることが

一番のポイントですね。

意識して質問の仕方を変えてみてください(^^)/

 

 

 

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