目指すビジョンとは
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ812日目
おはようございます!
秋の行楽日和ですね(^^♪
週末はいかがお過ごしでしょうか。
さて、
先日のブログで、
という記事を書きました。
ここでは、
セミナーの中でお伝えしている
ビジョナリープランという図の説明と、
その中でも重要なミッションについて
解説しました。
ミッションとは
「使命感を持ってやること」
でしたね。
でね、
ちょっと理解しにくいところで、
ビジョンという言葉があります。
大きな意味でのビジョンと、
狭い意味でのビジョンと、
私は自分の中で使い分けています。
なかなか伝わりにくいところだと
感じています。
大きな意味でのビジョンというのは、
ビジョンという言葉で
経営理念などを総じて呼ぶことです。
セミナーの中では、
「お金」と「ビジョン」は
車の両輪なんですと
お伝えしています。
この場合のビジョンは、
大きな意味でのビジョンですね。
私が学んだ和仁達也先生からは、
このビジョンの全体像をビジョナリープランといって
この下の図を描くように教わりました。
しかし、
このビジョナリープランに従っていなくても
全く問題はありません。
企業を経営するときに必要と言われる経営理念には、
次の三つが含まれていればよいと考えられています。
1.使命
これは経営理念、社是、ミッション、使命など
いろいろな言い方で呼ばれますが、
使命感をもってやることが
書かれていれば大丈夫です。
ポイントは外に向いていること。
自分たちのための内容ではいけないんです。
社会に貢献することが最終目的ですから。
2.ビジョン
これが狭い意味でのビジョンです。
1年後、3年後、5年後に
どうなっているのかというものです。
使命感を持って行動した結果、
そのときに見えている景色がビジョンですね。
どんな社会を目指しますか?
どんな会社になっていたいですか?
誰とどれくらいの数の社員さんがいますか?
どこで、どんな仕事をしていますか?
など、具体的に描くことができれば描いてください。
これが狭い意味でのビジョンです。
3.行動指針
社員さんたちの行動の基準となることを
定める必要があります。
価値観という意味ではバリューということもあります。
フィロソフィーと呼ぶこともあるでしょう。
行動の基準を示すことで、
正しく行動できているかが確認できます。
この行動指針の部分は社員さんたちと
一緒に策定することもいいですね。
藤垣会計ではバリューはスタッフ達と
一緒に考えて決めています。
ビジョンと言っても、
大きな意味での経営理念をさすときもあれば、
狭い意味でのビジョンを指すときもあるということでした。
経営理念と明確にすることで、
会社の一体感が醸成されてきます。
しかし、
この理念の浸透が一番大きな課題ですし、
難しいことなんです。
ただ一つだけ言えるのは、
コツコツ積み重ねることしかできないということ。
一朝一夕に浸透することはできません。
また、
トップが守らなければ、
スタッフたちは守りませんね。
理念浸透は、策定してからが勝負ということです。
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