経営ビジョンを描くポイント
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2428日目
おはようございます!
いわゆる年度末の最終週末ですね。
今日は二つの社会福祉法人の理事会を続けて参加します。
社会福祉法人は3月決算なので
なにかと日程が重なってくるんですよねー。
決算月を自由にしてほしいです!!
さて、
先日お客様先で将来のことについて
話しになりました。
経営計画を作っていくときには
無意識に右肩上がりに描く場合が多いと思うのですが、
もう少し掘り下げていく必要があります。
というのも、
日本の経済環境、人口動静を見ていくだけで、
ある程度の10年後の業界の発展が分かりますよね。
例えば
税理士業界ですと、
相続税の申告の件数はまだ一定期間は増え続けるという事実。
これは将来の事とはいえ、
一定の年齢の人口が確定しているので、
平均寿命などからみて相続税の申告件数が読めるんですよ。
だから最近では相続税申告専門に振り切っている税理士事務所もいるんですよね。
10年以上前にドラッカーのネクスト・ソサエティを読んだときに
人口の動きは予測ではなく確定的な未来なんだと気づきました。
人が生まれたら一定の確率で80まで生き残る人口推移はほぼ確定的ですよね。
だからこれから人口が5年後、10年後、20年後まで推移していくのは
予測ではなく事実として分かっているのです。
先のことはどうなるか分からないと言って
決断できない人が一定数いるのですが、
この未来はもう決まっているのです。
それを踏まえて、
具体的な予測を加味して事業の5年後、10年後を
描く必要があるのです。
士業の役割によって、
地域によって、
10年後ってどうなるか読みながら、
経営計画を立てていく必要があるということです。
とは言え、
人口が減っていったとしても
別の収益の柱が成長していけば
売上は伸びていきます。
ゴールから逆算で考えるからこそ
見えてくる戦略も変わりますから、
現在地から、未来から、
と変えながら柔軟に将来の計画を立てていきましょう!
藤垣会計では、
経営計画作成合宿を6月に開催します!!
ご興味のある方はぜひお声掛けください(^^)/
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