昇給と○○の関係
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2634日目
おはようございます!
昨日は東京の国分寺で人事制度の研修でした。
幹部メンバーと一緒に参加して
自社の制度構築をする研修です。
現在の藤垣会計の人事評価制度は
グレードは言語化したものの
それを評価していくまでの仕組み構築と
それを賃金制度に落とし込むところまでは
できていませんでした。
今回は周りの人の力を借りることで
なんとか制度を完成させたいと思い参加したんですね。
講師のドリームサポート社労士法人代表の
安中先生が生み出したマトリクス人材育成制度というのが
とても秀逸で士業事務所にマッチしているんですよ。
安中先生が講義の中で
ご経験の中でこんなことがあったと話してくれました。
ある会社はすごい技術力があって仕事が順調、
だからそこの社長さんは毎年全員の給料を1万円昇給してました。
これをずーーーっと繰り返してきた結果が今なのですが、
もう人件費高騰で会社が立ち行かなくなっているそうです。
結局、50代の高給取りの社員がたくさんいて、
彼らのほとんどが給料に見合わない仕事しかしないそうです。
新しく就任した社長がリストラ候補として
彼らを指名してきたとのこと。
なぜこんなことになったのか?
それは、
「成長」と引き換えに昇給してこなかったから。
そう安中先生は言われました。
確かに、成長していないのにどんどん給料を上げていては
会社は潰れちゃいますよね。
それだけ多くを稼げるようになるから
給料は上がるんですよね。
その納得感があるものを作るために
今私たちは制度を構築していくのです。
評価制度と聞くと、
上から仕事ができていないことを評価して
少しでも給料を上げないようにしようとしている!とか、
会社が社員を思い通りの方向に進ませるために
評価制度を入れようとしている!とか、
ネガティブなことを言う人は必ずいるそうです。
確かに経営者のことが信用できないとしたら
そう感じてしまうかもしれませんね。
評価制度は社員の成長を支える制度です。
将来にわたって自分の成長が見えるようになるための
社員のための制度です。
そんな見通しとなる制度をメンバー達と作っていきます。
幹部以外のメンバーにも途中で意見をもらいながら
進めていく予定です。
今から楽しみです(^^)
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