過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2700日目

 

 

おはようございます!

来年2月から私の個人事業も10年目に入ります。

あっという間でしたね。

長かったようで短かったですよ。

それまでの私は組織に雇用される立場として

20年を過ごしてきました。

 

 

その組織人として働く中では

いろいろなことを疑問に抱くことがありませんでした。

例えば、

〇何をどう頑張ったら給料が上がるのか?

当時の私の勤務先では、

代表の税理士先生が天皇陛下のような事務所でしたから、

その先生に気に入られて必要だと思われれば

少しずつ給料が上がっていきました。

終身雇用制のようになんの変化もなく

過ごしてきた20年でしたね。

頑張れば報われるという仕組みはありませんでした。

 

〇有給休暇はどれだけとれるのか?

これについては愚問でした。

なぜなら有給はまったく取れなかったからです💦

同僚で勤続20年を超えている人がいましたが、

皆勤賞で努めていましたから20年間で有給消化はゼロでした。

冠婚葬祭だけお休みされていましたね。

そんな時代でした(^^;

私自身も周りのことをどうしようと考えることもなく、

内心では当時の事務所批判をしていたように思い出します(^^;

でも税理士事務所って高齢化が進んでいますから、

いまだにそんなことしている事務所もたくさんなるんじゃないかと思います(笑

 

 

私はそんな理不尽な体験をたくさんしてきましたから、

うちのメンバー達には手厚いサポートをしてあげたいと思って仕組みを作ってきました。

 

自分が頑張って稼いだ売り上げに応じて給料の額が決定する!

これはまさに今取り組み始めたマネジメントQというシステムで可能となりました。

自分の給料の2,5倍~3.5倍を超えて稼いでくれたら、

それを超える金額を3:3:3:1の法則で30%をメンバーに還元する。

これが感謝報奨金であり決算賞与として渡していきたいと考えています。

その人ごとの獲得した粗利益(=価値)だからこそ、

それが頑張った分として報いていきたいと考えています。

 

 

また、

事務所内の労働分配率を維持しながら、

残業を減らしても回っていく仕組みづくりをしてきました。

人の入れ替わりがあると残業がしばらく増えるのでなかなか残業が減りませんが、

理想としては残業しなくても仕事が回っていくので、

有給休暇を今以上にとれるようになることです。

そのときには残業しなくても利益が出るので、

その余剰分をメンバーに分配していける、そんな状態が理想ですよね。

 

 

でもそうなるためには、

以前の私のように一人の個として動いていてはいけないんです。

組織の全体を見渡して仕事量のバランスを見ていかなければならないし、

誰かひとりに負荷がかかってもいけない。

自分だけ楽をしようとする人が出てきて、

社員がみんなそんな人ばかりになったら、

その会社は潰れてしまうでしょう。

未来はありません。

自分の会社の看板は自分で磨く!

自分が良い会社にしていくんだという気持ちで頑張ってくれる人が増えると

どんどん会社がよくなります。

そんな気持ちになるように私も会社の仕組みづくりに力を入れていきます。

 

 

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