過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2727日目

 

 

おはようございます!

以前セミナーを受講したときに、

「こんな話を聴きたかったんじゃない!

私はすぐに売上が上がるような具体的な話しが聞きたいんだ!」

そういってセミナーを途中で帰ってしまった人がいました。

その人の話を聴いていると、

まだ若いのにいきなり事業承継となりこれまで数年間を

必死になって頑張ってきたそうです。

社員さんもいて関係性も良いとは思えないような関りをされていました。

 

 

おそらく即効性のある方法を持って帰りたかったのでしょう。

たしかにすぐに効果がある方法はあるんですよ。

それは、外的コントロールという手法を使ったコミュニケーション。

別名、刺激反応理論と言いますが、

これは怒鳴る、叱る、殴る、蹴るなど一昔前の建設現場のような関わり方です。

この刺激に反応して人が動くのですが、

たしかにすぐに動きますよ。

だって、誰も殴られたくないからね。

 

 

しかし、

この外的コントロールには大きな欠点があります。

それは、

人間関係を壊していくことです。

そりゃ当たり前ですよね。

怒鳴られたり、殴られたりすれば誰でもその人を嫌いになりますよ。

これがやり方の限界なのです。

 

 

もっと柔らかい方法でも外的コントロールはあります。

褒美で釣るという、馬に人参をぶら下げて走らせるようなことを

仕事においてもしている会社はありますよね。

ノルマを与えて、達成すると褒美が貰えるとか。

ただ単に経営者が自分のためにこれをやっていたら、

それは外的コントロールです。

もう褒美がなければ誰も行動しなくなるタイプのものですね。

 

 

そう、

結局のところ経営者の在り方でしか周りには伝わらないのです。

経営者の器の大きさが仕事の大きさでもあります。

ここが上手く伝わらずに手っ取り早い効率ばかりを追求すると人間関係は悪くなるので、

効率的なのかもしれませんが効果的ではないのです。

 

大事なのは効果性です。

効率ではありません。

 

 

やり方も大事ですが、

それ以上にあり方が大事なのです。

人はその人の考え方、行動を見ています。

長期的な視点で判断選択できるようになると、

きっとあり方に意識が行くようになります。

あなたが今選択しようとしていることは、

やり方ですか?

あり方ですか?

 

 

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