オープンブックマネジメント
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2843日目
おはようございます!
昨日はJPSA岐阜支部の5月定例会でした。
懇親会も盛り上がり学びと楽しみの両面が満たされる一日でした。
一昨日の晩に開催されました士業向けの勉強会では
事務所経営の実例をたくさん聞くことができました。
その中で今まで取り組んできたことも分かりやすくご紹介いただけたので
あなたにもお伝えしたいと思います。
オープンブックマネジメントという言葉をご存じでしょうか?
オープンとは開かれたという意味。
ブックとは経営資料のこと。
つまり、
経営情報を公開していく経営手法のことです。
ジョンケース著「オープンブックマネジメント」には
こんなことが書かれているそうです。
『会社の成長には、良い戦略や経営者の資質も必要だが、
社員のオーナーシップ(=主体性)が必要。
これを実現するためには、
財務情報の開示、
教育研修、
権限の付与、
利益連動報酬の導入が効果的。
これらを通じて、
従業員が自分の役割が業績向上にどう貢献しているかを理解し、
全員が目標達成に向けて協力するようになる。
よって一方的な「オーナーシップ(主体性)を持て」と
いう言葉ほどむなしい言葉はない。
社員を子ども扱いしてはならない。
ボーリングで例えるなら、
ピンの前にカーテンを下ろし、
スコアを見せないままにうまく投げることを支持しているのと同じである。』
社員の主体性っていつも研修テーマで出てくる言葉です。
たしかに社員が主体性をもって行動してくれたら
どれだけ経営者は嬉しいか。
だけど、
主体性を持つということは自分事になっている状態です。
自分事にするためには一定の情報がなければ自分事にはなりません。
自分のことと同じくらいに身近であったり関心がなければ
絶対的に主体性をはぐくむことなんてできません。
だからこそ、
社員さんたちに経営情報を共有して、
全員経営を目指していかなければならないと思ってきました。
今でも情報は公開していますが、
もっと自分事になるような施策を展開していこうと考えています。
メンバーたちが事務所の利益に興味が湧くようにしていきます。
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