経営者の悩みは尽きない?
こんばんは!
昨日のブログの通り、
おかげさまで体調は復活しました。
ご心配おかけしました<(_ _)>
そして健康の大切さをあらためて実感したところです。
今日は経営者が悩んでいることについてお話ししましょう。
悩みというか不安と表現したほうがよいのかもしれません。
問題が明確になると不安から悩みになります。
経営者の経験値や事業規模やレベル感によって
不安の要素は異なるものです。
起業したての頃は、
とにかくすべてが初めて取り組むことばかりで
上手くいかないことばかりです。
つねに資金繰りの不安や悩みもつきものです。
この頃は事業規模が小さく、
経営者個人の力量によって
ある程度の仕事は回っていくので、
人の問題はまだ少ないですよね。
起業してある程度の規模になってくると
それなりに事業をしている中で経験値も上がっていきます。
一般的なことは特に不安もなく乗り越えていけるようになります。
ここまで成長してくると次は人の育成が課題になってきます。
人の入れ替わりも激しい昨今、
採用も重要となります。
人が定着する仕組みづくりや幹部の育成など、
組織作りが課題となってくるのがこのステージ。
後継者に事業を渡すことを意識する時期になってくると、
長期的な事業のビジョンと共に相続を含めた対策を
考えていく必要が出てきます。
万が一、突然亡くなられたときに
残された人がやっていけるのか?
相続税は払えるのか?
事業を引き継げる人はいるのか?
また、
後継者がいなければどうやって承継していくのか?
M&Aで他者に買ってもらうのか、
それとも社内の中から後継者を探していくのか?
節税という観点だけでは越えられない課題であり、
税金は多かれ少なかれ収めていくことにはなりますので、
その資金対策をまずは押さえておくことがポイントだと思います。
事業承継税制の期限も令和9年12月までとなり、
そのための計画書提出期限は令和8年3月です。
もうできることは限られていますが、
まだ要件的に間に合う人は忘れずに取り組んでください。
この税制にうまく嵌まれば納税猶予を受けられるので
相続税・贈与税がかからずに済みます。
繰り返しますが、
期限にはご注意を!!