こんにちは!

すでにニュースでは話題になっていましたが、

今年の最低賃金の改定が決まったそうですね。

いやはや日本はどうなっていくのか?

今年の引き上げ幅は過去最高63円で、

全国加重平均で1,118円となりました。

 

 

でもね、

次の数字を見てみてください!

 

平成26年 780円

平成27年 798円

平成28年 823円

平成29年 848円

平成30年 874円

令和1年 901円

令和2年 902円

令和3年 930円 ←過去最大引上げ

令和4年 961円 ←過去最大引上げ

令和5年 1004円 ←過去最大引上げ

令和6年 1055円 ←過去最大引上げ

令和7年 1118円 ←過去最大引上げ

そうなんですよ、

令和3年の引上げからずーっと今回まで

過去最大引上げ幅を更新し続けているんですよ。

 

 

政府は2029年まで、

つまりあと4年後の最低賃金を1500円にしようとしています。

これは岸田総理の頃から明言されていて、

今の石破総理になったときに期限を

「2030年になる前に」

と発言されたんですよね。

これは着実にそこに向かって進んでいきそうですよ。

 

 

いいですか、

あと4年後には最低賃金が1500円になるということが

どんなことになるのか想像してください。

これは現実路線でほぼ決まっていることです。

自民党だけが言っているのではありません。

他の大多数の野党も時期は明確にしていませんが

1500円を目指していることは公言されているのです。

与党が少数になってもこの路線は変わらないのです。

 

 

最低賃金が上がるということは

利益構造を見直す必要があるということですね。

労働分配率で計算しながら、

4年後の1500円も想定して中期経営計画を作ってみてください。

今と同じ単価で商売をしていては

確実にやっていけなくなるでしょう。

 

 

値上げをすること。

さらに言えば、

毎年のように最低賃金上昇に合わせて

値上げができるようなお客さまとの関係性を作ることが重要です。

うちじゃなくても誰でもできるような仕事を受けていては

思うように値上げはできませんよ。

自社にしかない価値を届けていくことが

どれだけできるのかが重要なのです。

 

 

藤垣会計の中期経営計画も見直す必要が出てきました。

まずは社員の給料の単価を見直して、

それが実現できる報酬体系にしていけるように

商品開発や人材採用と育成に励みます!

 

 

危機感をもちつつも前向きに取り組んでいきましょう!!

藤垣会計事務所