幹部になるために必要なこと
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ3340日目
こんばんは!
会社という組織は数人から何百人、何千人と
大きなものまであらゆる形で存在しています。
そして組織が10人を超えてくるようになると
組織の形が変わらなければならなくなります。
藤垣会計もそうでした。
独立前の勤務時代の会計事務所は最大18名までになりましたが
組織の形は少人数のものと変わらなかったため、
結果的に10名を切るまで小さくなっていってしまいました。
どんな組織の形だったかというと、
いわゆる文鎮型です。
トップ一人の下に全員が横一列で存在する形ですね。
藤垣会計も独立したときは
組織の形というものがあること自体を知りませんでしたから、
同じく文鎮型でやってきました。
3年ほど経ってからリーダー制を作って、
私の下に階層を作ったのです。
一人の管理者が見ることができる部下の人数は6名程度がベスト。
10名が限界というところでしょうか。
それを超えてくると管理できなくなって、
いろいろミスが生じてくるのですね。
だからリーダーやマネジャーなどの幹部メンバーを
育てていかないといけないのです。
役職としての課長や部長は存在するでしょうが、
本質的に必要なのは幹部です。
つまり、
経営者の決断を全力で正解にするのが幹部。
ただの役職なのではありません。
もしかしたら、
こう考えられているかもしれません。
ただ盲目的に経営者の言っていることをその通りにやっていて
大丈夫なのか?
経営者が間違っていたらどうするのか?
とね。
もちろん経営者にも間違いはあるでしょう。
しかし、
経営者と幹部に絶対的な信頼関係があるから
盲目的と言われようが信じられるのです。
じゃあなぜそこまでの関係性ができるのか?
そこまでいくためには簡単なことではありません。
育成する側は経営者です。
経営者は自らが考えていること、
何を基準として経営判断しているかを言語化できないといけません。
つまり理念の言語化です。
そして理念に対して有言実行の人であること。
それを率先垂範していることが重要なのです。
そして幹部を目指す方は、
ここがポイントになります。
経営者の考えを自分の考えになるほど
追いかけることです。
経営者が読んでいる本を自分も読んでみる。
経営者が学んでいることを自分も学んでみる。
経営者が興味関心を持つことに興味を持つ。
経営者が話す機会には必ず聴きに行く。
などなど。
経営者が何を感じ、
どう考えているかの源を知ることが
経営者の思考を理解するためには一番の近道だと思いませんか?
幸運なことに私の幹部メンバーたちは
同じ学びを共同学習しています。
いつも話し合っています。
このすり合わせなしには信頼関係はありません。
あなたは自分の会社の経営者が考えていること、
ちゃんと理解できていますか?
経営者は常にあなたより外の世界を生きています。
常に追いかけいていないと見えなくなりますよ。
ちゃんと付いていってくださいね(´▽`)