過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1663日目

 

 

おはようございます!

忙しくなってきましたね。

ずっと頭を使っていると、

とっても疲れます・・・

集中力は限りがありますね。

気持ちを切り替えてやっていきます。

 

 

さて、

今日のタイトルを見て

すぐ分かる人はどれくらいいるかな?

経営コンサルタントの勉強をされた方は

分かるんじゃないかな。

MECEとは、

ミッシー、ミーシーと読みます。

Mutually Exclusive, Collectively Exhaustive

の頭文字を取ったもので、

「相互に排他的な項目」による「完全な全体集合」

簡単に言うと、

「漏れなく・ダブりなく」

という意味です。

 

財務の仕事には

このMECEの考え方がとても重要なのです。

例えば、

新しいお客様の経理情報を収集するために

どんな資料を参照するのか?

お客様からヒアリングをしながら、

現金売上のお客様の資料や

掛けのお客様、

カード決済のお客様など

いろいろな形でお金を受け取られます。

お客様のところにあるこれらのデータを

何をどうもらったら

「漏れなく・ダブりなく」

売上が計上できるのかが分からなければ、

経理担当者失格です。

 

 

ただデータ入力だけをしている仕事は

これからの技術の進歩とともに

どんどん無くなっていきます。

これからは、

こういったお客様先でのデータの管理や請求について

合理化を提案できるような思考力が

問われるのですね。

 

 

いつだったか、

事務所内でうちのお客様の情報を一覧表にして

整理してもらったんですよ。

例えば、

どのお客様はインターネットバンキングをしているか?

などの情報整理をしました。

1.すべての取引銀行でやっている

2.メインバンクだけやっている

3.やっていない

ここでもMECEの思考は必要なのです。

この3つに入らない空欄が結構あったんですよ。

それはなぜ?

 

 

ただ単に分からないということだと思うのですが、

そうであれば、

4.分からない

の項目を入れることで、

全顧客の情報がMECEで集約されるのです。

常に「これはMECEであるか?」

という問いは、

コンサルタントが様々なフレームワークを多用する前の

大前提として必要なフレームワークなのです。

 

 

 

ぜひこのMECEのフレームワークは

身に着けておいてください。

必ず実務で役に立ちますからね(^^)

 

 

 

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