組織をビジョンに導く方法
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1762日目
おはようございます!
いよいよ来週から6月になります。
事務所ではクールビズ期間に入りますね。
クールビズって税理士会では5月からになっていたり、
ロータリーでは6月?だったり、
実際には5月はまだそんなに暑くないし、
統一して欲しいですよね。
さて、
事務所の業務のあり方を
分業化していく流れの中で、
現場ではとにかく現状維持バイアスがかかりますから
何度も何度も声をかけて
目の前のやるべきことを伝えていかないと
進まないんですよね。
現状維持バイアスというのは
明らかに今よりも良い環境や条件だったとしても、
自分が体験しない未知のものを受け入れる事に心理的な抵抗が生じ、
現状のままで良いと固執する事を言います。
バイアスって災害時にも
自分だけは安全だという
根拠のない自信から被害にあわれる人が多いんです。
津波のときもサイレンが鳴っていても
なぜか大丈夫だと思い込んでしまうんです。
これは正常性バイアスというんですね。
人は心理的に引っ張られるということです。
恋愛でもこの現状維持バイアスって働くのです。
相手が浮気してると思っても、
それを聞けないんです。
浮気が発覚して別れるくらいなら、
今のままでいいやって
これも現状維持バイアスです。
仕事の転職でも、
明らかに今の職場より好待遇で
誘われていたとしても、
なんとなく環境が変わるのが嫌だから
行動しないというのも、
現状維持バイアスです。
こうやって、
仕事の取り組み方についても
当然に現状維持バイアスはかかります。
だから常に今の状態を起点に
ものごとを考えようとしてしまうのです。
例えば、
将来の組織のあり方を
分業制にするという前提で
準備を進めているのですが、
何か一つ変えようとすると
「今のチームのままだとメンバーが足りない」
とか、
「それをやると自分だけ仕事が増えるんじゃないか」
とか、
今の現状に何かを加えるという視点でしか
ものごとを捉えない傾向がでるんですね。
いやいや、
組織の形を変えるというんだから、
ゼロベースで考えるんだよ、
と言ってもすぐに現状を起点に発想をする。
これが人というものなのです(^-^;
だからこそ、
組織のリーダーは常に逆算で
イメージを伝え続けなければなりません。
それを細かいステップにチャンクダウンして
相手には目の前のステップを見せてあげることで
自然とステップアップするようなサポートを
してあげることで、
結果的に大きくビジョンに向かって
進むことができるというわけです。
メンバーたちが思うように動かないことを
嘆くのではなく、
次のステップを見せ続けていきましょう。
一緒に考えるのもグッドです(^^)
現状維持バイアスに対しては、
「いつの間にか変化していた」
となるように、
リードしてあげましょう!
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