「伝える」から「伝わる」へ
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2080日目
おはようございます!
昨日は約2年ぶりの仕事をしてきました。
ある公益団体の協会顧問をさせていただいているので、
免許更新の法定研修の税務の講義を
担当しているんですよね。
リアルの開催がコロナの影響で約2年間できなかったため、
とても久しぶりでした。
でね、
たった1時間で税金について
どこまでお話しできるかって、
ほとんど限られたことしか
お伝えすることはできません。
その中で何を持って帰ってもらえるかが
とても重要になるんですよね。
私は講義の冒頭に
「今日一番お伝えしたいことは○○です。」
と話すことにしています。
税金について一部だけ話したところで
それを覚えておいてもらえる保証はありません。
むしろ、
税金に対する考え方をお伝えしているんですよね。
「ちゃんと調べたり、専門家に聞いてください。」
ということです。
安易に話してしまったことが、
あとになって損害を与えてしまうこともありますから、
その都度調べることや専門家に聞くこと、
お客様自身にちゃんと確認をしてもらうことが
重要になってくるんです。
そんな考え方について、
1時間の講義の中でも何度も挟んでいきます。
何が伝わるかを大切にお話ししているんです。
でね、
人って自分が話したいように話す生き物です。
事務所では毎朝の朝礼で
連絡事項がある人に発表してもらうんですよね。
でね、
伝えることが下手な人は
まったく周りに伝わっていないんですよ。
相手の耳に、
どんな順番で話すか。
先に注意を引く言葉を言う。
先に論点がいくつあるか事前に伝える。
大事なところは繰り返す。
結論を最後にもう一度言う。
理解できたかどうか、相手に聞いてみる。
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自分が話したいことだけ話したら
それで伝わっていると思ったら大間違いです。
聞き手は、
何の話をするんだろう?
その話の結論は何だろう?
話の途中までは自分には関係ない話しだって思う人は
とても多いんですよ。
だから先に結論を話す必要があるんです。
途中で自分事になっても、
最初から聞いていないので何を言ってるか
よく分からなくなってしまうんですね。
伝わるためには、
聴いている自分を想像しながら
相手がどんな気持ちで聞いていてくれるかを
考えなければなりません。
相手の立場に立つって
簡単なことではないんですよ。
話が伝わらない人は
基本的にまだまだ相手の立場に立てていないということです。
まずは気持ちに余裕がないと
人のことまで考えられませんよね。
自分に余裕を持って物事が取り組めるように
思考を整理してくださいね。
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