なぜ給付金詐欺してしまった?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2148日目
おはようございます!
ここ最近は持続化給付金の詐欺事件をはじめ、
最近の日本人のモラルが下がってしまったのかと思わせることが
続いていますね。
ネットの情報があふれ、
正しい情報なのか間違った情報なのか、
どちらの情報もいくらでも出てきます。
簡単にネットからの情報で
物事を判断している人は要注意ですね。
以前一緒に働いていた人で
こんな人がいました。
私と後輩で仕事のことで
税務の判断についてどうなんだろうと
話し合っていたんですよね。
そしたらその人はさも自分が知っているかのように、
「それはこういうことなんだよ」
って言ってくるんですよ。
話しをよくよく聞いていくと、
それは私たちが話し合っているのを横で聞いて、
ネットでサッと調べたことを
自分の知識があるかのように話してくれたんですね(笑
確かにそれが合っていればよいのですが、
そもそも知らなかったことを
ネットで調べたら何でも分かると思っている時点で
危ないんですよね。
なぜなら、
ネットにある情報は価値が低いからです。
つまり、
本当に貴重で深い情報は
流されていないからです。
有料の会員サイトなどでしか
得られないようになってるんですよね。
youtubeでなんでも調べられると思っている人も
危険ですよ。
確かに多くの情報が得られるのですが、
それが正しいかどうかは
自分の判断基準で考えるしかないのです。
その基準とは経験の中で高まっていくもの。
だからこそ、
多くの体験をしなければ
人は成長できないんです。
上手くいかなかったことを通して
人は自分の中に経験値を積んでいくのです。
ネットに溢れる間違った情報を信じて
多くの人が持続化給付金の詐欺に加担してしまったのでしょう。
狡猾に人を騙す者が悪いのは間違いありませんが、
騙される側にも問題はあったのです。
判断基準が自分になければ、
周りの人の基準を借りることも覚えてください。
誰かの経験値は他の人にも活用できるからです。
なんでも自分一人で決めてしまう人がいますが、
自分一人で生きているのではありません。
人を信じて、
周りの力を自分の力にできる人になれるよう、
人と関わっていってほしいものですね。
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