過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ622日目

 

 

 

おはようございます!

週末が来ましたね(*^^*)

あなたは何をして過ごしますか?

私は先週末に完全オフをいただいたので、

今週末はロータリーのイベントと

識学という組織の勉強です♬

 

 

さて、

最近では事務所の中で

消費税の勉強会をしています。

私が講師でスタッフ達が受講者。

受ける側はベテランのスタッフから

まだ入所して数年だったりするスタッフまで

けっこうレベル感はバラバラです。

人数が10人ちょっとなので、

少々のレベルの差は関係ありません。

受験時代のテキストから、

問題を作って、

その解答を解説していくんですよ。

 

 

消費者の人からすると、

消費税の計算って

商品の値段に8%かけるだけでしょ?

と思われるかもしれません(^^)

それはそれで正解です。

しかし、

事業者の人の立場に立つと、

話しは簡単ではないのです。

 

 

消費税は、

事業者の人が、

お客様から預かった消費税額から、

自分が支払ったときに相手に払った消費税額を、

それぞれ集計してその差額を求めます。

もう少し簡単に言うと、

預かった消費税から、

支払った消費税額を差し引くんです。

そして手元に残った消費税を

国へ納付するんですね。

赤字じゃなければ、

売上が大きいわけなので、

最後は手元に残る計算になるのです。

 

 

この計算が、

細かいルールがたくさんあって、

なかなか難しいんですよ。

税理士試験でも

消費税法という科目がありますが、

この科目はほとんどの受験生が

受験しています。

それほど実務では重要な

税法なのです。

 

 

でね、

今日のタイトルにある

「型から入る」

という意味は何かというと、

会計事務所に在籍している以上、

この消費税の納付税額を計算するパターンを

まずは覚えてくださいということなんです。

 

 

頭の回転が速いスタッフは、

理屈を教えれば

自分で考えてこの計算パターンを

自分で組み立ててきます。

しかし、

そんなスタッフはほとんどいません。

ほとんどのスタッフは

なんとなく数字を当てはめてみたり、

なんとなく計算してみたという

とても不安定な状態で仕事してるんですよ。

 

 

もうね、

何でもいいから覚えてみるんです。

その型を覚えて、

とにかく当てはめてみるんです。

自分で計算してみて、

合うまでやるんです。

そうしないと、

本当に永久に覚えないんですよ。

ずっと間違えてばかりです。

まずは、

自分でできたという感覚を

掴んでほしいですね。

苦手だったとしても、

その計算パターンを見直せば、

自分でできるって自信がつくでしょ。

それが大事だと思うんです。

 

 

 

今回は、

専門的な言葉ですが

「課税売上割合」という割合を

それぞれ回答してもらいました。

提出してもらって採点します。

引っ掛けみたいになっていて、

合ってる人はごくわずかでした(^^;

 

 

今回、私が作った模範解答を配りました。

次回は問題を少し改編して、

再度自分自身で解いてもらおうかと思います。

模範解答の計算パターンに

当てはめれば絶対解けます。

難しい判定はさせていませんからね。

できるまで諦めませんよ。

しつこいですから、わたし。(^^ゞ

 

 

あなたの会社では、

実務の知識を勉強会などで

深めてますか?

知ってるつもりが、

案外知らなかったり、

いまさら聞けないって思ってる人も

多分たくさんいるんですよ。

 

 

ちゃんと勉強する機会を

いまさらですが

作ってみましょう!

 

 

 

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