2‐6‐2の法則とチームビルディング
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
毎日ブログ621日目
おはようございます!
今日は何の日かご存知ですか?
な、なんと、
13日の金曜日!(^o^)
映画の影響が強くて、
本当に不吉なのかどうか
よく知りません。
13日の金曜だろうが、
きっと今日はいい日ですよ♬
今日は2‐6‐2の法則という
タイトルを書きました。
パレートの法則ってご存知でしょうか?
2:8の法則とも言いますね。
イタリアの経済学者のパレートさんが、
見つけ出した法則なんですね。
国民の人口の2割の富裕層が、
所得全体の8割を占めているという
法則性に気が付いたんです。
この割合の話は、
いろいろなものに応用されています。
企業の売上についても、
パレートの法則がけっこう当てはまります。
お客様の上位2割の売上高が、
全体の売上の8割を占めているということは
多くの企業に当てはまります。
この法則に当てはまる企業さんは、
上位2割のお客様に力を入れるべきだと
分かりますよね。
だって売り上げ全体の8割ですから。
2‐6‐2の法則が、
このパレートの法則から来てるのかどうかは
知りませんが、
2‐6‐2の法則も同じ割合の話なんです。
具体的には、
組織の中を2割、6割、2割と
上位から分けるんです。
これがよく当てはまるというわけ。
上位2割は、
実績がよく、生産性が高い優秀なグループ
中位6割は、
上位にも下位にも属さない平均的グループ
下位2割は、
実績が悪く、生産性が低いグループ
組織があると、
自然発生的に2‐6‐2の割合になるという法則です。
過去にプロ野球の巨人軍が
トレードで獲得してきた
4番バッターばかりで揃えてきたことを
思い出します。
落合や広沢、清原、江藤など
そうそうたるメンバーでしたが、
結局あまり機能していなかった記憶があります。
(野球のことは詳しくないです)
これもある意味、
2‐6‐2の法則が当てはまるのかもしれません。
エースばかりを集めても、
結局エース集団の中で2‐6‐2に
分かれてしまうんです。
この野球の例えから考えると、
例えば上位2割のメンバーだけを集めて、
エリートグループを作ったとしても、
結局その中で実績を上げるのは、
その中の2割しかいないということ。
逆に、
下位2割の仕事しない人を外に出せば、
残されたメンバーの質が上がるかというと、
残された中から
あらたな下位2割が発生するんです。
あまり上位とか下位とか、
上から目線で気分が悪いと
思われるかもしれませんが、
そういう話ではありません。
こういう現象を知っているだけで、
トップの気持ちの持ちようが
変わるんですよ。
そりゃぁ、全員が素晴らしい成績を出せば
うれしいものですが、
よくできた人がいれば、
できなかった人もいますよ。
できない人をできる人が教えたり、
補いあうことが組織なのです。
できない人がいることを
ガッカリしたり、
残念がるということ自体が
間違っているということを
知りましょう。
そして、
できない人でも、
違うグループに入ることで
できる人の方に行くかもしれません。
人は今の現状だけでは
評価できませんし、
理解できないのです。
いろいろな人がいて
組織が成り立つのです。
人それぞれ思考のスタイルは
異なります。
だからチームビルディングが
必要なんですね!
弊所では
チームビルディング研修を
行っています。
ご興味がある方は、
個別に相談に対応させていただいております。
ぜひお声がけください(^^)/
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