仕組みが崩壊するとき
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2370日目
おはようございます!
今日は月末ということで
毎年税理士事務所は1月の最終日には給料関連の業務の提出期限となり
なかなか大変なのです。
ただ、
給料関係の業務は作業工程が多くて
税理士の私が関わるところは
提出書類を確認して電子署名をつけることくらいでした。
だから毎年メンバー達はそれなりに忙しそうにしてましたが
困難もなく普通に乗り越えることができました。
ただ、
今年は違ったんです・・・
開業以来はじめてこの業務で期限になっても
まだ完成していないという状態。
みんなバタバタで一生懸命やっててくれるのですが
空回りしているような印象です。
私が今日の予定が結構詰まっているため、
署名のために確認する時間がとれないということもあり
昨日の午前中にはほとんと終わらせてねと伝えたのですが、
まだまだ残っている状態でした。
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じゃあ、
何が問題だったのか。
来年も同じことで躓くことは絶対にしたくない。
製販分離の仕組みづくりをしていると公言しているのに
こんなところで崩壊していてはなんとも残念です。
でね、
今年は大きく二つポイントがありました。
一つは去年の半ばで退職した社員が
昨年の作業の実に3分の1を1人で受け持っていて
そのメンバーに依存していた事実に
最後まで気がつけなかったこと。
もう一つが、
今年は季節業務プロジェクトのメンバー達が
ある程度工程の変更など指示していたのですが
中途半端で詳細まで考えられていなかったこと。
つまり仕組みづくりが不完全だったから
当然に不完全な結果が生まれたというわけです。
仕事の方法を変えていくときは、
どこに注意すべきことがあるのかを把握して
リスクがない状態を作り上げなければなりません。
チームで仕事をする上で最も重要なことは
情報の共有です。
どうやって誰かがもっている情報を共有させていくか、
1人担当で成り立つのは全ての情報が一人に集中しているから
共有する必要がないからです。
それがチームとなった時には
その情報をどうやったら漏れなく共有できるか?
これを考えなければその仕組みは上手く回らないのです。
今回の失敗を成功のためのステップだったと変えていくために
来年に向けての振り返りの準備が始まってます。
本気でアイデアを出してみんなで仕組みを作っていってほしいですね。
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