過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1293日目

 

 

おはようございます!

確定申告シーズンが始まり、

繁忙期突入です。

とてもレスポンスが遅いことが

想定されますので、

事前対応でお声がけいただけると

助かります。

 

 

さて、

今月の初めにIFAの友人に

事務所にて勉強会を開催していただきました。

その中でも、

なぜ海外で資産を運用するのかという

説明があったのです。

ヨーロッパやアメリカと比較して、

この20年で日本の資産がどれだけ伸びているか?

これをグラフにしたのを

見せていただきましたが、

実は日本だけほとんど伸びていないのです。

逆に言うと海外の国々では、

財産が増えているのです。

 

 

冷静に考えると

日本の銀行にお金を預けても

まったく増えませんよね(^^;

実は日本だけ取り残されているんですよ~。

なんだかんだ言っても、

日本はまだまだ世界のトップに

近いところにいるって

信じたいです。

しかし事実はそうではなくなっているのです。

 

 

少し前にテレビで北海道のニセコが

特集で取り上げられていました。

海外の富裕層が多く訪れ、

バブルのように地価が上がっているとのこと。

外国人の投資家が土地を買いあさっているので、

札幌の市内より土地の価額が

上がってしまっているんだとか。

 

 

そして最近では長野県の白馬が

次のターゲットにされているのです。

オーストラリア人が多く訪れ、

外国人がオーナーの店が

どんどん作られているそうです。

 

オーストラリアといえば、

私が20年ちょっと前に

新婚旅行で行ってきた国です。

当時は日本のほうが物価が高くて、

現地のツアーガイドが

日本人にタバコをたかっていたのを

思いだします。

でも今はオーストラリアは

世界でも有数の物価高なのです。

国土面積のわりに人口が少ないため、

日本と比べても物価が高いのですね。

オーストラリアの富裕層をターゲットに

旅行者を呼び寄せているから、

ニセコや白馬のホテルの宿泊代や、

旅行者向けのレストランが

異常に高額なんです。

日本の価格の倍くらいするそうです。

こうなると日本人が利用できなくなってきますよね(^^;

 

 

最近では中国人が日本の水源の土地を買い占めたり、

中古のリゾートホテルを買い取ったりと、

昔のバブルの頃に日本人のような状態が、

この日本で行われているのですね。

まだ一部の観光地だけですが、

物価の差が激しくなれば、

どんどん広がっていくでしょう。

そのうち私たちは、

外国人のオーナーの会社で

雇用されるようになるかもしれませんよ。

 

 

事実は何か?

日本が今でも世界基準で

トップ近くにいるのか?

昔の感覚ってどこまでも

引きずってしまうものです。

5年10年くらいは変化は小さいかもしれませんが、

それ以上先となると、

社会は大きく変わっているでしょう。

その時には日本の人口減少は

更に進んでいます。

先の未来で分かることと

分からないことがありますが、

将来の人口分布だけは既に分かっているのです。

今と同じビジネスモデルは

使えない可能性が高いですよね。

先を見越して何に時間とお金を使っていくか。

考えるしかないですね。

 

 

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