B/Sは経営者が改善するもの
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1540日目
おはようございます!
昨日は雨の中ゴルフでした。
初めてレインウェアを着てのゴルフでしたが、
思いのほか動きやすくて
雨でもぜんぜん問題なかったです。
今年の一番良いスコアだったし、
楽しめました♬
さて、
今日は数字の話しです。
会社の決算書には貸借対照表と損益計算書が
セットとなっています。
損益計算書って
なんとなく意味が分かりますよね。
会社が儲かったかどうかを表す書類です。
この書類は1年間という区切りの中で
どれだけ利益が出たか、
損失が出たかを表示するもの。
英語ではプロフィットアンドロスといって、
略してP/Lというのです。
これに対して
貸借対照表って
どういう意味か分かりますか?
貸借とは仕訳でいう借方貸方で、
借りとか貸しとかはあまり意味がなく、
貸借対照表という言葉からは
難解なイメージしか感じられないかもしれません。
経営者が決算書を読むとき、
損益計算書は分かっても
貸借対照表は何を読み解けばいいか
分からない人が多いのです。
でね、
貸借対照表とは英語でバランスシートといい、
B/Sと略します。
このB/Sは会社が創業してからの累積の数字が表れています。
そしてこれからの会社の資金繰りも
B/Sから読み取れるのですね。
B/Sからわかることは沢山あるのですが、
今日はその中から大事なことをお伝えします。
それはB/Sを改善するのは
経営者の仕事だということ。
損益計算書を良くしようとすると
社員全体で取り組む必要があるのです。
売上を上げることって
経営者だけではできないことですよね。
でも、
B/Sは社員全員ではなくて、
経営者が行動しなければ
改善できないことが多くあるんですよ。
というのも、
B/Sを改善しようとすると、
資産の内容を動かす必要があります。
例えば、
遊休資産といって
使うことなく遊ばせている資産などを
持っているのは会社にとって負担となっています。
B/Sでは資産の部の下の方に固定資産として
計上されていることが多いです。
こういうものを持ち続けていることは、
総資産額を多くすることとなり、
同時に負債も抱えているのと同じことなんです。
紙面の関係で説明が足りませんが、
こういう遊休資産を売却する決断をするのは
経営者なのです。
売却して資産を現預金に変え、
それをもって借入金を減らすという決断も
経営者しかできません。
不良在庫を処分することも
経営者の判断に依存していることが多いですよね。
こういった判断は
社員たちが頑張ってすることではなく、
経営者が取り組む必要があるのです。
逆に、
経営者がこういうことに無頓着だと
非効率な経営を続けているのかもしれませんよ。
だからね、
経営者はもっともっとB/Sに
強くならなければいけないのです。
定期的にB/Sについてのブログを
書いていきますので、
興味ある方は読んでくださいね(^^)/
最新情報を無料でゲット