仕事を改善するために最初にすること
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ1620日目
おはようございます!
2021年の業務が始まりました。
大手企業ではまだ休暇中のところもあるようですが、
あなたの仕事は始まりましたか?
正月休暇では、
長期的な展望を得たくて、
何冊か書籍を読み返しました。
その中であらためて読んでよかったのは
ドラッカーの「経営者の条件」でした。
この書籍はマネジメントのことが
書かれています。
ちなみに、
冒頭のまえがきから、
頭をガーンとやられた感じがするんですね。
「そもそも自らをマネジメントできない者が、
部下や同僚をマネジメントできるはずがない。
マネジメントとは、
模範となることによって行うものである。
自らの仕事で業績を上げられない者は、
悪しき手本となるだけである。」
ズバッと言っていただけるので
とても分かりやすいです(^^;
でね、
ドラッカーは時間の大切さについて
多くのページを使っています。
「時間を管理するには、
まず自らの時間をどのように使っているかを
知らなければならない。」
当たり前のことですが、
自分の時間をどこに使っているかを
理解していない人が大半だと思います。
現状を知らずに
改善は行えません。
なぜ改善しなけらばならないか?
ドラッカーはこうも言っています。
「時間を無駄に使わせる圧力は常に動いている。
何の成果ももたらさない仕事が
時間の大半を奪っていく。
ほとんどは無駄である。」
だからこそ、
管理できていないと
どんどん奪われていくのです。
だからこそ、
時間を記録して検証しなければならないんです。
ドラッカーは一度に1カ月程度の時間を記録し、
年に数回のチェックをすべきだと言われます。
手帳を使っている人は手帳を、
業務日報などを仕事で使っている人は
そこに詳細な時間データを記録していくと
後から振り返って、
そのデータから改善点が見つかる可能性が出てきますね。
藤垣会計では、
毎日日報を記録してもらっています。
その精度がけっこう緩かったので、
あらためて集計をしてみると
粗が出てきました。
「その他」として不明な時間を丸めてしまっていたり、
業務指定がなかったり、
お客様指定がなかったりと、
あいまいな状態でも記録できるように
してしまっていたんですね(^^;
せっかく入力してもらえているので、
あいまいな部分を減らした日報を
作っていってもらえるよう、
昨日はスタッフたちと共有しました。
コンサルティングやコーチングの基本は、
現状を知り、
理想となるビジョンを描き、
そのギャップをどうするのかを着目していきます。
時間管理も同じなんですね。
残業するなと言っても仕事が終わらなければ
残業は減りません。
時間の使い方をもっともっと工夫することで
仕事時間は変えられると信じています。
あなたも気になったら時間を計測してみてください。
そこから検証してみましょう!
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