過去の数値から、

仕事をする税理士

その数値を活かして、

未来を創造する

未来会計士 藤垣寿通です。

 

 

 

先日のことですが、

私宛のメール便で

届いた雑誌ですが、

ビニール袋が一部破れていました。

さらに中の宛名が書いてある紙は

グシャッとしわが付いていて、

ビニール袋は一度開封したような

感じがしました。

 

そして、破れて穴の開いた部分には、

こんなシールが貼ってありましたよ。

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謝罪メッセージ

 

「は?

なめてんの!?」

って感情が先に来ました。

 

中に入っていた雑誌は

特に問題なくて、

困ることはなかったのが

幸いでした。

 

しかし、

この対応はどうなんでしょう。

この会社は、

以前もニュースで

クール宅急便が保冷されずに

放置されてる動画が

公開されたりして

問題になりましたね。

 

「誠に申し訳なく

深くお詫び申し上げます。」

シールに書かれたこの言葉に

誠意は一切感じられません。

逆に、馬鹿にされてる感じさえしますね。

これでは謝罪の気持ちは

全く伝わりません。

費用対効果の問題では

ない気がします。

 

 

 

うちのクライアントさんの話しですが、

販売している建設資材が、

メーカー都合で販売できなくなってしまい、

急きょ、これまでとは違う商品を

取り扱う出来事がありました。

品質そのものが下がってしまうため、

価格も見直しして対応されたそうです。

 

私は、売上が減収に転じてしまうのでは?

と心配してましたが、

社長に話を聞くと、

逆に取引先様とは

良い関係になったのだそうです。

 

営業担当のスタッフさんたちが、

お客様に対して誠意をもって

説明を尽くしたそうです。

その時は大変だったそうですが、

その機会を通してお互いの

関係性が良くなったとのことでした。

 

まさに、ピンチをチャンス

変えることができた事例だと

思いました!

このときの会社のとった姿勢は、

誠意をしっかり伝えることでした。

 

 

シールを張っただけで

謝罪をしようとする会社と、

しっかり謝罪して

説明しようとする会社。

商品もサービスも価格も違いますが、

あなたなら、

どちらの会社と

お付き合いしますか?

 

 

 

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