過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2109日目

 

 

おはようございます!

もう金曜日ですね。

充実していると一週間が早いです(^^

 

 

さて、

あなたはこの事件をご存じですか?

山口県のある若者のところに

山口県阿武町の職員が10万円の給付金を振り込むところ

誤って4630万円振り込んでしまったという話です。

この若者はこのお金をサッサと引き出してしまい、

行方をくらましてしまいました。

「お金はすでに動かした罪は償う」

と言って返すつもりがないみたいなんです。

これに困った町は、

若者を提訴に踏み切ったという話です。

 

まぁ、そのうち見つかって

不当利得返還請求によってお金を返す羽目になることは

間違いありません。

一緒に住んでいたお母さんにも迷惑がかかり、

おそらくその街には住めなくなってしまいます。

ちなみにその若者は仕事をやめてしまったとか。

4600万で一生暮らしていけるとでも思ったのでしょうか。

若いから分からないのかもしれませんね。

 

 

結局何が言いたいかというと、

間違って大金を振り込んでしまったために

町は一人の若者を犯罪者にしてしまったということです。

 

 

これは会社でも同じことが起こりえるのです。

例えば、

会社の経理の人がウッカリして

机の上に3万円の現金を置いたまま

出掛けてしまったとします。

そのときに外から帰ってきたある社員が、

ついつい出来心でその3万円をポケットに入れてしまいます。

たまたま前日にパチンコで負けていて

小遣いを使い果たしてしまっていたかもしれません。

その後、

お金が無くなったことに経理に人が気がつき、

防犯カメラを確認したことでその社員が

お金を取った犯人だとわかったというわけ。

 

 

これって、

日本中の会社で良くある出来事なんです。

私の関与先でもこれに似たことがたまにあります。

横領とかね。

これって、

そのお金を取った人だけが悪いのでしょうか?

 

 

人は基本的に弱い生き物です。

いろいろな条件が重なると

出来心というのが発動してしまう生き物なんです。

でもその条件さえ合わなければ

悪いことはしないで生きていけるんです。

つまり、

会社の管理が悪いがために

社員を犯罪者に仕立ててしまっているということ。

お金の管理について

あらためてしっかり固めていきましょう!

ここが緩かったりすると、

本当に人を不幸にしてしまいます。

これは会社に責任があるのです。

会社はその仕組みを作る義務があるのです。

しっかりしていきましょうね!

 

 

 

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