新幹線の座席を倒すとき、声をかけますか?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
おはようございます!
ヒノキ花粉で鼻水が止まらないですが、
週末のハーフマラソンに出場します。
鼻炎のお薬を探してこないと(^^;)
さて、新幹線の座席の背もたれを倒すときの話です。
新幹線の車中でPCを操作する場合などを除き、
背もたれの角度は直角に感じるくらいなので、
倒さないとかなり辛いですよね。
私はいつも少し倒します。
その時に、
後ろの人に声をかけますか?
「倒してもいいですか?」って。
ちなみに、私は声をかけません。
たまたま相手と顔があったりすれば声をかけますが、
小心者なので気づかれないよう、ソッと倒します。
見てる限りでは、声をかける人の方が少ないと思います。
では、さらに質問。
声をかけた方がいいと思ってますか?
まぁ、正解不正解はありません。
私は「声をかけた方がいいのかなぁ」と思いつつ、
声掛けはできていません。
でね、この話は妻から聞いたんですが、
声をかける人って、
実は自分に声をかけているんだって。
相手じゃないですよ。
自分に対して安心するために行ってるんです。
それは、なぜ?
だって、そう声をかけて、
「嫌だ!」
っていう人いないでしょ。
そう、いないことを分かってて聞いてるんです。
絶対に「どうぞ」って言われる。
それは自分を安心させるために言ってるんだって。
なるほど、そんな心理の動きもあるんだって思いました。
似た話が今朝の事務所の朝礼ででました。
スタッフのT君は、
いままでお客様に伝えていたことって、
果たしてお客様目線だったかって振り返ると、
自分の意見を押し付けていたかもしれないと気づいたそうです。
法令は守らなければならないので、
間違ったことははっきり伝えます。
ですが、伝えていることが、
相手の意図を満たすために言ってるのか、
自分の都合を優先するために言ってるのか。
それを無意識で処理していたのを、
自覚できるってすごいことだなって思います。
あなたの伝えている言葉は、
本当に相手のためですか?
それとも自分のためですか?
正解不正解はありません。
ちょっと考えてみると何か気付くかもしれません。