過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ464日目

 

 

 

おはようございます!

仕事をする上で

ミスを防ぐというのは

常に重要な課題です。

そのお話をします。

 

 

我ながら思うのですが、

うちのスタッフは

とても勤勉で真面目です。

私が真面目だと言われるので、

そのカラーが出ているのでしょうか。

いや、

すでに20年以上

一緒に仕事をしているスタッフも

何人かいますから、

私の影響ではなくて、

先代の大先生が

よい採用をしてくれたおかげかもしれません。

 

 

 

しかしながら、

まじめに仕事に取り組んでいても、

ミスはなくなりません。

減らす努力はしていても、

ミスは発生します。

お客様に迷惑がかかると

私が謝りに行くわけです。

私が謝って済むことであれば

いくらでも頭を下げます。

しかし、

それでは済まないことが出てくると

怖いですよね。

だから何とか減らせないかと

いろいろ考えるんです。

 

 

 

税理士事務所の仕事は

細かいマニュアルがありません。

言葉で伝えて覚えてもらうしかありません。

マニュアルを作るというサービスがありますが、

大企業でもありませんし、

大規模な税理士法人でもありません。

効率が悪すぎるのでマニュアルを

作るつもりはありません。

 

 

では、

それぞれのスタッフの暗黙知となっているもの、

いわゆる経験というものですが、

これを可視化できないかと考えるわけです。

業務のフローの全体を見渡すことができれば、

それぞれレベルがバラバラなスタッフ達が

自分がやってること、

やっていないこと、

知ってること、

知らなかったことが、

目で見えるということになります。

 

見える化

 

また、

全体のフローが見えることで、

ミスをしたときに

どの部分でミスをしたかが

一発で分かります。

その部分を飛ばしてしまったのか、

その部分の意味が理解できていなかったのか。

次にそのミスが起こらないように

自分自身が理解できることができます。

だから、

業務の見える化に取り組んでいこうと

考えているんですね。

 

 

 

「学習する組織」という書籍の中に、

氷山モデルの説明があります。

これは、

ミスするという事実は

氷山の見える部分。

その原因は見えない大部分にあるのです。

 氷山モデル1

 

 

その原因の中でも、

その構造にメスを入れられれば、

そのミスが根本的に改善することが

考えられます。

表面上の体裁だけの対応だと、

原因となる構造が変わらないので、

何度でも同じミスを繰り返します。

だから、

構造から手を付ける必要があるんですね。

氷山モデル2

 

うちの場合の治すべく構造は、

何なのか。

それを探して治すことができると

ミスは確実に減りますよね。

これをコンサル先でも行っています。

よくある問題を聞いて、

その構造レベルで治していく。

これがチームビルディングコンサルタントの

役割でもあるんですね(^^)/

興味がある人はお気軽にお声がけください! 

 

 

 

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