過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ608日目

 

 

 

おはようございます!

今日から新年度ですね。

入社式で新入社員が

ドキドキしてるのでしょうか。

25年前を思い出します。

私は大学卒業後、

㈱中埜酢店(現㈱ミツカン)に入社したんです。

当時の入社式での緊張した記憶が懐かしいです。

 

 

今日は昨日学んだ組織の勉強のことを

お話ししたいと思います。

私は全く知りませんでしたが、

意識構造学という学問があるそうです。

略して「識学」。

組織作りの学問というと

分かりやすいでしょうか。

勉強仲間であり高校の先輩でもある白石恵美子さんから

この識学の勉強をお誘いいただき、

受講してきました。

識学 

 

 

会社内の組織の話しって、

なんとなくフワッとしていて、

つかみどころがない感じがありますよね。

でもね、

この識学は凄いんですよ。

完全に体系的に整理されているんです。

なぜ社長が社員に指示を出してはいけないのか、

あいさつなどのルールには

二つの種類と運用の方法があること、

組織の適正化には3つの必要な要素があること。

などなど、話を聞くと

なるほどということばかりでした。

 

 

私の場合は、

藤垣会計の組織作りについて

理解を深めたいということと、

クライアント先への組織についての

コンサル技術向上のために参加したんです。

話を聞いていて、

やっぱり〇〇をやらなきゃいけなかったんだ!

と確認できることがいくつもありました。

自社の組織作りに活かせることが

たくさん見つかりました。

 

 

以前から、

会社の目標設定の話しで

明確さは力なり

ということをお伝えしてきました。

組織の中でも、

この「明確」というのは

とても重要な意味を持ちます。

例えば、

上司が部下にこんな指示をしたとします。

「この仕事、

 なるべく早く仕上げてね。」

この後数日後、

上司が部下に対して、

「で、あの仕事、

 どうなってる?」

「あ、まだ手を付けていません。

 来週取り掛かる予定ですが。」

こんなやり取りって、

ありがちですよね。

どっちが悪いんでしょうか?

 

 

上司は数日程度を

なるべく早くという言葉で

指示しました。

しかし部下の方では、

一週間程度は余裕があるのかと

思っていたのです。

指示があいまいだと、

こんなすれ違いが起きてしまいますね。

 

 

識学的には、

「完全一致」の指示をしていないから

いけなかったと説明します。

完全一致とは、

他の解釈が成り立たない状態を言います。

例えば、

真ん丸の球体をイメージしてください。

球体はどこから見ても真ん丸です。

この物体が丸いということについて、

他の解釈の余地はありませんね。

完全結果

それに比べて、

真四角の立方体だと、

見る方向によって形が変わります。

だから、見る人によって解釈が変わるのです。

これを「不完全結果」と言います。

 

 

上司が部下に指示を出す場合には、

完全結果であることを

意識する必要があるのですね。

それぞれが違う価値観や解釈を

持っていると考えれば、

はじめから完全結果を意識してあげれば、

後で慌てることはありません。

 

 

と言っても、

完全結果となる指示をすることも

慣れていないと難しいわけですが。

あなたも少し意識してみてください。

あいまいな目標では、

認識のずれが出ます。

明確な意思表示を習慣にしたいですね(^^)

 

 

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