過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。

毎日ブログ676日目

 

 

おはようございます!

梅雨に入りました。

昨日は気温も下がり、

名古屋で参加したセミナーでは

部屋の空調も調子が悪くて

寒すぎました(+_+)

あなたも体調管理には

気を付けてくださいね!

 

 

最近では働き方改革の書籍が

たくさん本屋に並んでいます。

その中で業務の効率化というテーマで

「属人化」

という言葉が出てくることが

多いんですね。

 

 

属人化とは、

ある業務が特定の人しか

行っていなくて、

他にできる人がいない状態をいいます。

つまり、

その人がいなくなると、

誰もやり方を知らないので

困ってしまうんです。

急に体調不良でお休みをされたときに

その人のお客様から問い合わせがあっても

応えられないようなことって

よくありませんか?

これが属人化といいます。

ある人だけに依存している状態ですね。

 

 

働き方改革のなかでは、

誰もが同じように業務を

こなしていけるようにするために、

属人化された業務を

特定の人から剥がしていこうと

されているんですね。

 

 

会計事務所の業務なんて、

属人化の象徴みたいなところがあります(^^;

仕事が属人化していると、

隣のデスクで仕事をしていても、

相手が何の仕事をしてるかさえ

分からないんですよ。

 

 ダメ

 

 

管理という観点からしても

属人化されていると困ります。

外から何をしているのか見えないので、

今の状況が良いのか悪いのか、

判断できません。

そうなると

問題が発覚してから

慌てて対処するような

流れになってしまうんですね。

だから最近の潮流は

脱属人化なんです。

 

 

うちの事務所でも、

少しずつ脱属人化に取り組んでいます。

しかし、

すべてが悪いわけではありません。

そのスタッフごとの強みがあり、

お客様ごとに異なる環境で

対応するためには、

ある一定の属人化は必要なのです。

 

 

この属人化できることは、

AIに代わっていく可能性がある

業務だと思ってます。

税理士業はAIに代わられるなんて言われてますが、

私はそうは思いません。

士業の中でもAIが絶対できない業務が

あると言われています。

それは、

中小企業診断士業務です。

この業務だけはAIにできません。

なぜかというと、

コンサルティング業務だからです。

単純作業ではないコンサルティング業務については

AIでは無理なんですね。

税理士業ではこのコンサル的な業務が

求められています。

誰でもできる仕事ではありませんが、

知識を高め、経験を積んで、

マインドを養えば、

だれでもコンサル業務はできます。

 

 

こう考えると、

属人化できない分野というのが

頭を使う業務であり、

私たち税理士業においては

コンサルティング業務なんですね。

どの仕事においても、

属人化できないその人の強み

となるものがあります。

そんな強みを磨いていくことが

これから生き残る術なのかなぁと思います。

 

 

属人化を排除していく部分と、

更に属人化して他がまねできない部分を、

区別して業務改善していくことが

必要とされているんです。

あなたの中に属人化されている強みは何ですか?

 

 

 

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