経営者の影響力
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ790日目
おはようございます！
９月も明日で最終日ですね。
と言っても土日なので
実質的には昨日で終わったような感じでしょうか。
皆さんは今年の残り３か月を
どう過ごすのか、
計画はされていますか？
「無計画とは、
失敗を計画することである。」
アチーブメントの青木社長は言われます。
その通りだと思います。
しっかり計画を立てて臨みましょう。
さて、
毎月のルーティン作業の中で、
月の後半は決算報告の仕事が多くなります。
経営者の方とお会いしていると、
会社の業績がいいときは
終始、会話が弾みます。
しかし、
業績がいい会社ばかりではないので、
そんなときは
かなり厳しい話をすることもあります。
また、
いろいろな話しを聞いてあげることが
多くなりますね。
先日訪問した会社さまでは、
クレームが入ったことで
臨時で１００万円以上の処理代を負担することになり、
「ただでさえ厳しい環境なのに、
どうしたらいいんだ！」って
お話しでした。
そうなると経費を削減しようとか、
人件費が高すぎるんだとか、
どうしても後ろ向きな話になってしまいます。
ちょうどそんなタイミングでお休みを取られていた
社員さんがいらしたので、
「あいつはやる気がないんじゃないか！？」
って、いら立ちは社員さんのことに飛び火しそうでした。
しかもね、
悪い時には悪いことが続くもので、
話しをしている最中に社長にかかってきた電話が、
またクレームの電話が！
商品の中に○○が混入していたという話でした。
もう社長のマインドは下がる一方です。
「もうやってられない！
人を減らすしかないな！」
なんて言い出すし、
苛立ちと焦りがピークになりました。
少し奥様とほかの話題になり、
奥様から
「こんな時こそ、
社長がしっかりしていないと
皆んなが混乱してまうで」
と、声をかけられ、
投げやりになりかけていた社長が
少し現実に戻ってきました。
2時間ほど報告や相談などを終え、
その時にはスッキリした顔で
「また頑張ります！
今日はお騒がせしました！
引き続きよろしくお願いします」
と笑顔で言われました。
経営者は愚痴や弱音を吐く場所がなく、
本音が出てしまったのでしょう。
そんな話を聞くのが、
私の役目だと思ってます。
これでスッキリして元気に
仕事に向き合っていけるのなら
いくらでも話を聞きますよ。
経営者のマインドは、
スタッフに直接影響します。
経営者が焦ると
スタッフも動揺します。
経営者が元気であれば、
スタッフは安心します。
経営者が思う以上に
経営者の影響力は大きいので、
それを自覚してくださいね。
前向きに、
ポジティブに行きましょう(^^)/
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