税理士試験は難しいのか?
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。
毎日ブログ2452日目
おはようございます!
今日は久しぶりに税理士試験ネタでお伝えしますね。
すでに税理士試験に合格してから12年を越えてしまって、
当時の経験がどこまで今の試験制度に使えるかは
定かではありませんが、
本質的なことは大きく変わっていないと感じています。
税理士試験で何が一番難しいか考える前に、
逆から考えてみると理解が深まると思うのですね。
税理士試験が他の国家試験より有利なこと。
それは一度に5科目合格しなくても良いという制度。
一年に一科目でも合格していくことができて、
しかも一度合格した科目は生涯ずっと免除となってるんですよ。
多くの国家試験は有効期間というものがあるのに対して
税理士試験は有利なんですね。
つまり、
長くかけてでも合格を狙えるというわけ。
では本題に戻ると、
税理士試験が難しいとなる理由、
その一つは長くかかったときに
モチベーションが保てないことや、
生活環境が変わって受験できなくなることでしょうか。
例えば、
まったく合格できずに何年も経ってしまうと
受かる気がしなくなりますよね。
また、
税理士を目指して会計事務所に勤務していたり
企業の経理をしていても、
10年とか経てば営業部に転属になるかもしれませんよね。
そうなると税理士試験なんて頭から飛んでっちゃいますよ。
他にも多くあるのは、
独身から結婚へ。
結婚したら子供が生まれ、子育てに時間を使うようになります。
そうした生活環境の変化に伴って、
試験勉強に取り組む時間の確保ができなくなるんですよ。
私個人的には税理士試験の勉強が難しいというより、
そうした事情の方が最終的な試験からの離脱に
影響しているんだと思います。
もちろん試験そのものの難しさは当然ありますよ。
国家試験としてとても大きな力を付与されるわけですから、
それだけの難易度は要求されますが、
1年に1科目でもいいのだとしたら
頑張れば多くの人は合格できるものだと思いますね。
長期戦で臨むことが有利な人、
逆に今のうちに一気に頑張る方が有利な人、
自分の試験に向かうスタンスに合わせて
目標設定してくださいね。
これから答練が始まる季節になります。
受験生のみなさん、
GWはゴールデンウィークではなく、
ガンバルウィークです。
集中勉強に最適なまとまった時間が取れますから、
弱点克服、得意分野をさらに伸ばす勉強など
テーマを決めて臨んでくださいね(^^)/
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