過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1043日目

 

 

おはようございます!

昨日は日商簿記の検定試験の日でしたね。

この試験は2級の難易度が上がり、

なかなか合格できないんだそうです。

勉強の範囲が広がりすぎて

受験生は大変ですね。

 

資格試験 

 

さて、

簿記検定も税理士試験も、

難易度は違うものの、

はじめてチャレンジするときは

合格レベルに達するまでは

相当時間がかかるものです。

「合格レベルに達する」という表現は、

税理士試験を受験している時に感じたものです。

どれだけ勉強しても、

運というものが合否を左右します。

法人税の受験時代の講師の先生から、

「合格レベルにあったとしても

 一発で合格できる保証はない。

 3年かかる人もいるんだ。」

と言われ、

とにかく合格レベルに達することを

目標に勉強した記憶があります。

 

 

税理士試験は5科目の合格が

必要となる試験です。

毎年1科目づつ受験もできるため

仕事しながらでも学びやすい反面、

大きな問題があるのです。

それは、

受験が長引くので、

断念していく人がほとんどだという事実。

10年も勉強しているうちに

生活環境が変わるんですよね。

30代辺りだと結婚もするでしょうし、

子供が生まれるかもしれません。

そんな中で受験できる環境を

保ち続けるのって

難しいんですよね。

 

 

試験の受験者数からもわかります。

始めの科目で選ばれる簿記論では

1万2千人近くいるのに、

5科目合格者は1000人程度。

私が受験していた頃は、

簿記論は2万5千人くらい受験していたので、

受験者数の減少はかなり激しいです。

人口減少以外に税理士のイメージが

若者には良くないのかもしれません。

 

 

合格レベルの話しでは

あと一つ大事なことをお伝えします。

あと少し足りなくて不合格になった人が

必ずしも翌年合格できないという話しです。

いわゆる油断というものですね。

毎年試験の傾向は変わりますし、

前年の実力が同じように

発揮できる保証はありません。

だから惜しくも不合格だった翌年は、

誰が見ても絶対合格できると言わせるほど

私は勉強しました。

そして確実に不合格の翌年は

合格してきました。

結局のところ、

惜しくても不合格は不合格。

実力が足りていないのでダメだったのです。

だからこそ、

それ以上の努力をしてください。

 

 

今日のタイトルの、

勉強が上手な人とは、

勉強のプランニングが上手い人です。

もちろんプランしただけでは

合格できませんから、

そのプラン通りに勉強できるよう

努力できる人ですね。

 

 

プランニングするときには

自分の限界近くを予想して計画しましょう。

甘いプランだと合格できないし、

厳しすぎるとプラン通りにできない時に

テンションが落ちます。

そしてプランするときには、

必ず優先順位の高いものから

プランすること。

間違っても問題集の一番初めから

解いていこうなんて思わないことです。

・試験に出やすいと予想されているところ

・自分が苦手としているところ

・自分が過去に間違えたところ

これらをうまく配置しながら

勉強のプランニングをしてください。

計画立てずに受験勉強しても

合格できませんからね。

うまく予備校の答練をペースメーカーにして

頑張ってください!

泣いても笑っても

あと2か月!

 

 

 

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