過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ1083日目

 

 

おはようございます。

昨日の朝は少し時間がありました。

自宅でテレビを見ていたら、

いじめ問題が取り上げられていました。

 

 

最近では地元の岐阜市でも

中学生がいじめから自殺へと

悲しい出来事が続きます。

でね、

昨日のワイドショーでも

いじめ被害者のお父さんが

テレビのインタビューを受けてました。

 

 

クラスの人気者だった中学生の息子さんが

突然クラスの全員から無視され、

誹謗中傷を受けるようになったんだそうです。

学校や警察が動いてくれなかったそうで、

お父さん自身がかなり頑張って

原因を突き止めたんだとか。

同じクラスのC君が

「全員で無視しよう」

と言いはじめたことを

お父さんが本人にも確認を取り、

学校にて関係者が集まりました。

校長から生徒指導や担当の先生、

自分たち家族といじめをしたC君とその両親。

そこで誓約書を交わしたそうです。

これから誹謗中傷をしない、

などが書かれた書類に

C君と両親が署名しました。

 

 

でも、結果的にはいじめは収まらず、

お父さんは今度は自分がSNSで

発信を始めたという話でした。

 

いじめ

 

このお父さんの気持ちは

とても分かります。

30年以上前になりますが、

兄弟がいじめを受けた経験があります。

まぁ今と昔は違うかもしれませんけど。

 

 

でもね、

残念ですが

このお父さんの行動では

いじめは解決しないんですよ。

選択理論心理学では、

外的コントロールでは

人は変えられないと言っています。

いくら誓約書を書かせても、

本心から反省していなければ

効果は薄いでしょう。

お父さんはC君を罰したかったんでしょう。

息子さんが受けた辛い思いを

同じように受けさせたかったのかもしれません。

 

 

でもそれでは人は変わりません。

自分が本心から自発的にそう思わない限り、

変わらないのですね。

外的な刺激で反省させるだけでは

根本的には何も変わらない。

 

 

いじめは難しい問題ですが

本人がいじめをして申し訳ないことをしたと

心から思えない限り、

人は変わりません。

でもそれは力で押さえつけて

できることではありません。

自ら自発的に考えるような人を

育むような教育が望まれているのです。

悲しい事件が一件でも減らせるよう

選択理論を広めていきたいです。

 

 

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