過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2883日目

 

 

おはようございます!

今日は経営者のお困りごとの中でも

特に創業時にほとんどの経営者が直面したことについて

お話ししたいと思います。

 

 

それは、

お金のことです。

そう、資金のこと。

経営者が一番に気を遣っていることは

資金繰りが問題ないかどうかということです。

なぜなら、

資金繰りが失敗して資金ショート、

つまり支払いができなくなったときに

会社が倒産することにも繋がりかねないからです。

 

 

特に創業時にはいろいろなアイデアを

事業として実現しようとするわけです。

しかし問題はいくつかあります。

 

1.事業の計画なんて建ててもいない。

計画を立てていないというか、

まったく考えてもいないというのが大半でしょう。

普通のビジネスは先にお金が必要になります。

仕入れるお金の方が売り上げたお金より

先に必要になります。

売り上げたお金も業種によっては

数か月先にしか現金化されません。

このギャップのせいでビジネスは危機に陥ることがあります。

 

 

2.計画を立ててもその通りに行かない。

そう、計画を立てることはとても大事です。

無計画は失敗を計画していることと同じだと言われます。

ただし、

計画を立てたからといってその通りにいくことはほぼありません!

計画とは自分の理想の状態です。

経営していると本当に様々な予想外のことが起こります。

・お金は予定通りに借りられない。

・売上は予定通りに売れない。

・社員は想定外に退職する。

・会社の売上をまさかの横領される。

・想定してなかった費用が発生する。

様々な想定外をどう乗り越えていくのかが

経営の大変さであり、

むしろそれが楽しいのでもあります(笑

 

 

3.お金が借りられない。

そうなんですよね、

先にもお話ししましたが、

支払いの方が先に出てくるのでお金を銀行に借りたらいいんですよ。

しかし思うようにお金は借りられないんですよ。

創業時に借りられるのは創業融資といって、

公庫や信金から数百万円はすぐに出ます。

しかしまとまった資金は簡単には借りられません。

事業の実績がない以上、

自分で安定してた実績を積み上げていくことで

銀行融資ができるようになるのです。

銀行から借りてくださいと言われるようになるには

相当の期間と実績が必要になるのです。

 

 

4.借りたら返す。

そう、銀行からお金を借りることができても、

それを返すことを考えておいてください。

借りたい一心の人は、

何年で毎月いくら返すのはは考えていないものです。

そしてお金を返すのは、経費にはなりません。

利益の中から返済していくのです。

だから、

利益が生まれていない状態で返済をしていくと、

通帳の残高が減っていくんですよ。

これはこれで危険な状態になっていくんです。

利益が出ないからお金を借りたいというのは、

その点でも矛盾しているし、

利益がない会社には銀行はお金を貸してはくれないのです。

 

 

ほかにもいろいろ出てきますが、

今日はこれくらいにしておきます。

経営コンサルティングに携わる人には

経営者のこういった状況と気持ちを理解していないと

寄り添うことはできません。

藤垣会計ではしっかり経営者に寄り添っていきます(^^)

 

 

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