過去の数値から仕事をする税理士

数値を活かして過去と未来をつなげる

岐阜市の未来会計士の藤垣寿通です。

毎日ブログ2933日目

 

 

おはようございます。

8月は国家試験の季節なんですよね。

税理士をはじめとして社労士、弁護士など

多くの試験が行われます。

採点から発表、登録までのスケジュールと

年度の関係がちょうど良いのでしょうね。

 

 

とはいえ、

どんな事情があるとはいえ、

この暑い季節に試験があるというのは

受験生にとってはなかなか辛いものです。

私が受験を始めた30年ほど前は

税理士試験会場にはエアコンがついていませんでした。

空調があることが差別になってはいけないということで

全国的に空調なしとなっていまして、

片手に扇子をもってタオルを方からかけて

試験を受けていたのを覚えています。

当時は少しでも涼しい会場で受けるために

わざわざ東北で受験するとか聞いたこともありますね。

 

 

話が逸れましたが、

資格試験において最も重要な時期というのは

試験前かと思われるかもしれませんが

私は別の時期が超重要だと思っています。

それは、

試験から発表までの期間です。

税理士試験はなんと4か月近くも発表までにかかるのです。

実に1年の3分の1になります。

次の試験に備えるなら、

4か月という期間は当然に重要なのです。

 

 

しかし、

なかなかそうはいかないのです。

私が受験生だった約10年間、

この4か月をほとんど上手く使えませんでした。

というのも、

結果が分からない状態で

次に進むために一生懸命勉強するということが

できなかったんですよ。

一生懸命勉強したのに、

試験が不合格だった時に

前年の科目に戻るということが可能性としてある以上、

次の科目に集中できなかったんですよね。

 

 

だからこの4か月という1年の3分の1もあるのに、

ここを集中できず適当に過ごしてしまってきたので

結果として約10年も五科目合格にかかってしまいました。

今となっては合格できたわけだから

別に後悔していませんが、

自分を信じて物事に取り組むということの

難しさを実感したものです。

 

 

信念は不可能を可能にすると言いますが、

本当に100%の信念を持って行動するということは

並大抵のことではないのかもしれません。

でも今の自分だったらどうだっただろうと考えることがあります。

成功は技術であって、

技術だから誰でも身に着けられるもの。

その技術を学び体得できるように努力してきました。

今からまた税理士受験することはありませんが、

なにかに挑戦することって

あらためて素晴らしいと思います。

 

 

税理士試験を終えた皆さん、

ぜひ9月から12月の発表までの勉強スケジュールを

しっかりプランニングしておきましょう。

あっという間に過ぎていってしまいますからね!

 

 

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