こんばんは!

今日は2年ぶりに未来会計セミナーを開催しました。

脱どんぶり経営セミナーとも呼ばれている内容で、

お金のブロックパズルというフレームワークを通して

いろいろな判断基準を学ぶことができるセミナーでした。

 

 

参加いただいたみなさんには

ご好評いただいたみたいで、

個別相談の申し込みもたくさんいただくことができました(´▽`)

順次お声掛けさせていただきますので、

少しお待ちくださいね!

 

 

さて、

セミナーの内容に少しだけ復讐を兼ねて触れたいと思います。

お金のブロックパズルという考え方は、

西順一郎先生が考案されたストラック表を、

私の師匠である和仁達也先生が一部を付け加えて

お金の流れを見えるようにしたもの、

それがお金のブロックパズルなんです。

 

 

要は図を描いていくことで

会社のお金の流れが見えるようになるのですね。

でね、

売上から変動費を引いたものが粗利なんですよ。

変動費というのは、

売上の増減に伴って増減する費用です。

商品を仕入れて販売する事業であれば

仕入れが変動費になります。

では、タクシー会社では変動費は何になるでしょう?

答えは、

燃料費です。

そう、ガソリン代ですね。

タクシーの運転距離が延びれば売り上げも伸びます。

それに直接比例して変動するのが燃料費というわけ。

 

 

要注意なのは、

決算書にある製造原価が変動費ということではないということ。

原価の中には固定費がたくさんあります。

賃金の勘定科目の人件費は変動費ですか?

いや、違いますよね。

なぜなら賃金には基本給があるわけで、

基本給は固定です。売上の増減に比例しているわけではありませんね。

 

 

変動費の話しは終わりにして、

粗利の話しに進みましょう。

売上から変動費を引いたものが粗利です。

そして売上に占める粗利の割合が、

粗利率といいます。

 

 

あなたの会社の粗利率、

高い方がいいですよね?

実はこの粗利率というのは、

別の呼び方があるんですよ。

それは、

付加価値率

です。

 

 

価値を付加する率と書きます。

では何に付加するのでしょう?

それは変動費なのです。

変動費が仕入れだとすると、

スーパーマーケットの粗利は、

仕入れに価値を付加しているから卸売業より

粗利率が高いくなるのです。

卸売業は仕入れた商品のままで販売します、

でもスーパーは仕入れた商品を加工しています。

だから価値を高めれば高めるほど、

粗利率は上がっていくのです。

 

 

こうやって考えてみると、

あなたの会社の粗利率、

1%で上げられるように

皆で頑張っていくことができるんです。

どんな価値を変動費に加えていくのか?

そういう視点があれば

新しいアイデアも浮かびやすいですよね。

ぜひ一度未来会計セミナーにお越し下さい(^^)/

 

 

藤垣会計事務所