資格を越えて責任を持つ
こんにちは!
今日は岐阜県の宅建士の方々の法定講習の講師に行ってきました。
私の出番は午後からの最初の授業です。
一番眠たくなる時間枠なので
テキスト以外の話しで興味関心を持ってもらおうと思い、
毎回いろいろお話ししています(^^
必ずお伝えしている大切なことがあります。
それは、
宅建士としてお客様に不測の損害を被らないように
行動していくことです。
自分中心の仕事をしていると、
過去の判例にあったように
クライアントから損害賠償請求されることも
でてくるかもしれません。
どこまでいってもお客様目線でいること。
自分だけではなくてお客様はどう感じているのかを
ちゃんと分かって対話をしている人って
案外少ないと思うのです。
あなたはできてますか?
宅建士の方が取引をさせたいがために、
多額の税金を心配して取引をためらっている人に
ちゃんと調べもせずに、税金は掛からないと明言して
取引させたという過去の事例がテキストに掲載されています。
まさに誰のために仕事をしているのか?
こういう仕事の目的を見失ってはいけませんね。
実際に東京地裁にて損害賠償請求を言い渡された判決が出ているんですね。
宅建士であっても、
税金の専門家ではありませんが、
税理士や税務署に質問するとか、
クライアント本人に税理士に依頼して確認してもらうとか、
やり方はいろいろあるはずです。
これは私たち税理士であっても同様で、
税理士だから社会保険のことを適当に仕事をすることはできないし、
弁護士行為はやってはいけないし、
だからこそ何ができるのか考えて行動する必要があるのです。
税理士の仕事の範囲だけでなく、
お客様にとって有益な存在であるためには、
視野を広く、
視座を高くしてお客様対応をしていく必要があります。
縁ある人々を幸せにするというビジョンのために、
しっかりお客様のサポートをしていきます!