相続準備の第一歩~想いを伝える~
こんにちは。
大切なご家族のために、思いやり相続を支援する
岐阜の相続コンサルタント 川島志歩です。
先日、相続税申告のご依頼者様から
遺産分割についてのご相談で、お話を伺ってきました。
亡くなられた方が生前話されていた
お世話になった方への感謝の想いや
遺産分割のご意向など
他の相続人様も一緒にお聞きし、
改めて、生前の想いをご家族に伝えておくことの
大切さを感じました。
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相続が発生した際、
遺言書があれば、そのとおりに遺産を分けますが、
遺言書がない場合や、
遺言書の記載内容に問題があれば、
民法で定められた相続人である
法定相続人全員が集まり、
話し合いで決めることとなります。
亡くなった方の遺産を、どのように分けるのか
話し合いで決めることを
「遺産分割協議」といいます。
全員が合意して不備がなければ、
協議で決めたとおりに遺産分割が行われるので、
とても大切な話し合いです。
まずは誰が法定相続人になるのか
どのような財産があるのか
明らかにすることから始まります。
「どんな想いでこの財産を残してくれたんだろう」
「家族でどう分けてほしかったんだろう」
亡くなってからでは聞くことは出来ません。
せっかく家族のためにと残した財産が原因で
話し合いがうまくまとまらず
家族の関係がぎくしゃくしてしまっては
悲しいですよね。
「まだ元気だから今はまだ大丈夫」
「自分が亡くなった後は、
残された家族がなんとかするだろう」
なんて言葉をよく聞きます。
今は元気でも、
万が一、認知症になってしまっては、
相続の話し合いも出来ず、自分の意向や
考えが伝えられなくなってしまいます。
自分の死についてあまり考えたくないでしょうが、
残されたご家族が円満に相続を終えられる対策を
できるだけ早く考えておくことが大切です。
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相続対策は、相続税がかかる方だけではありません。
相続税がかかる場合、遺産の分け方によって
税負担が大きく変わることもありますので
確かに、相続税対策も大切ですが、
それ以上に、自分の想いをご家族に
伝えておくことも大切ではないでしょうか。
いくら効果的な節税対策をしても
最終的に揉めてしまっては意味がないですからね。
9月に、相続の基本をお伝えする
「やさしい相続セミナー」を開催します。
「うちは仲がいいから大丈夫」
「うちは相続税がかかるほど財産がないから」
という方にも、セミナーを通じて
相続を考えるきっかけとなりましたら幸いです。
~早めの相続対策は、
大切なご家族のための思いやりです~
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笑顔相続をお手伝いいたします。
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