実際に書いてみると分かること
過去の数値から仕事をする税理士
数値を活かして過去と未来をつなげる
岐阜市の未来会計士 藤垣寿通です。
毎日ブログ592日目
おはようございます!
昨日は事務所にてミーティングをしました。
確定申告の反省や改善点を
ワーク形式で振り返ってみました(^^)
質問中心でね♬
また、若手のスタッフ達に
課題として残ったのは消費税のこと。
消費税の納税義務、簡易課税の判定、
消費税の計算の個別対応方式の詳細について
あらためて勉強会を開いて
しっかり勉強しなおすことにしました。
消費税の計算って、
会計帳簿をコンピューターに入力してあると
申告書が勝手に出来上がってきます。
もちろん、仕訳データ入力の際に、
この売り上げは「課税売上」とか、
この収入は「非課税売上」など、
ちゃんと入力してある前提です。
実はパソコン側である程度集計してくれるので、
申告書は半自動で出来上がってくるわけです。
これはこれで便利でよいのですが、
消費税の勉強を体系的に学んでいないスタッフたちは、
どうやってこの数字を計算しているのか、
分からないのです。
また、
申告書に手で書いてみてください、
と言っても書けないんです。
ということで、
簡単な設問を作ってみました。
2問作って、
1問目はとても簡単な問題です。
計算の流れを知るための問題が1問目。
2問目は、課税売上割合を計算したり、
個別対応方式と一括比例配分方式を選択したりと、
ある程度考えさせる問題です。
問題を実際に説いてみると
思った以上に消費税の計算が、
分からないということが
分かるわけです。
税の専門家として
税理士事務所に勤務しているものとしては
消費税の計算を手計算でもできるレベルには
ある必要がありますからね。
私が税理士試験で消費税法を
合格してから随分なりますので、
手で計算過程を書いていくプロセスが
懐かしいと感じました♬
頭で分かっていても、
実際の仕組みを理解しているかどうかは
違うことがあります。
実際に手を動かしてみることも
たまには良いのではないでしょうか?
「無知の知」という言葉がありますが、
「知らないことを知る」という
経験は必要だと思います。
私にもまだまだ知らないことが多くあります。
個人的には学ぶことが好きなので、
知らないことを知ることは
楽しみです♬
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